東大に落ちたので絶望して人を殺して死のうとした人がいた。
身勝手な悪人という以前に愚かな人だ。哀れな人だ。
こんな考えの人が東大に入ったにしても何ほどのこともあるまい。
私など大学に行けたことだけでも有難いと思っており、到底その心境はわからない。
だがわからなくていい。結構だと思っている。
何故人生の選択肢を限定するのか。
多くの場合、何々でないならもうダメというのは勝手な思い込みだ。
未来ある若い人ほどそれがいえる。
聖天様への祈願もそうあるべき、どうしても祈願が叶わない。どんなに頑張ってもダメなら、ぐずぐず愚痴を言わず別な道は用意されていると思うのが良い。
そこでおしまいなどと思うのはまちがいだ。