わが師は「聖天さんはお舅さんと思え」と言われた。
神様であるから、そこを忘れて気やすく扱えると思えば手痛い目に合う。
多少の派手なご利益があった程度で「自分と聖天さんはツーカーだ」というような、舐めた戯言を言えば必ず天罰を下し戒める。
かといって「恐ろしや、恐ろしや」と敬遠ばかりしてもいけない。
「どこかに遊びに行ったら聖天さんも家族と思って必ずお土産を買いなさい」ともいわれた。
藤川竜光師は私の用で一緒に長野などに行くと必ずお土産を買う。
家族などいない筈なのに・・・
実は聖天さんに買っているのだ。
この心は大事だ。
高いとか安いとかいうより、これは聖天さまが好きかなあ…と想像して買うのがいいのです。
それで彼は50代後半になってお寺もたった、護摩壇ももらえた。
信者も集まっている。
それは聖天様だと思う。
聖天様は誠からしてくれることは決してお忘れにならない。
それが驚天動地のご利益を生むこともある。
そういうお方だ。
※上願寺のニュースタイル聖天壇