金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

喜捨

母が新興宗教に一億円貢いだことから、その関係者と思われて安倍元総理が射殺された。
この淵源はこの母たるひとの宗教理解にある。
なぜ一億円もの大金を家財を傾けても寄付したのか。
思うにそこにはなんらかの贖罪意識か働いたのだろう。
凶悪な教団「統一教会」なら大いに煽ったのかもしれない。
十分にあり得る。
そもそも日本の罪滅ぼしにバッタもんの壺や多宝塔を高額で売りつけ金を巻き上げて韓国の文鮮明に送るよう指示していた教団だ。
だがそんな金で贖罪にはならない。カルマも浄まらない。
この考えは中世ヨーロッパの免罪符と同じ考えだ。
恐怖から出す金など神仏は喜ばない。 
そして喜びがない金は仏教的に言えばどんな大金でも「喜捨」ではない。
神仏は真心を喜ぶので金のタカで喜ぶ神仏などいない。
結局、この人は一億もの金を貢いで家を滅し、息子を犯罪人にし、人を殺しめただけだ。
どんな神だか知らないが統一教会の神はこれを喜び給うのだろうか。
この母という人は事件には無関心だという。
一体どういう人間なのか、この人こそ一連の事件の元凶だ。
決して犯罪者ではないし、むしろ被害者の立場だがその罪は海より深い。