よく、お葬式の香典の上書きは墨痕鮮やかに書いてはいけないという。
これ悲しくて涙で墨がにじむという意味合いが込められている。
だが法事はだんだん成仏に近くなるのだからそれはしないのが普通。
ある意味めでたい意味も加わる。
お寺というと全て白黒ののしというがそれも違う。祈願寺なら普通の赤の入ったのしでいい。
白黒ののしはついたものは天尊には上げられない。
以前デパートで祈願寺への進物を送ろうとしたら「白黒ののし」をかけないといけないと若い店員の方が教えるようにいいはるので説明に難儀した。一知半解だ。
うちでも白黒ののしできたお供物はもう御宝前には上げられないのでせっかくいただいたのに残念ですが・・・。