アニメ映画「犬王」では無惨な死に方をした平家の人々やその配下の亡霊をその物語を歌や舞で語ることで、なぐさめ、成仏させていくというストーリーでした。
それにより犬王は人らしからぬ姿から人へと変わっていく。
この物語の最後の最後に足利将軍家の前で踊り歌い、それでも成仏しないもの、話が拾えていないものは誰か…認識できていない存在がいるという問題がおきます。
犬王ほど異形の者になることはなくても目に見えない因縁をまとう人は多い。
私に言わせればそういう意識しない霊、心に登らぬ霊をあまねく救うのがまさに「三界万霊」のお供養なのです。
その意味で三界万霊のお供養はきわめて大事です。
これをしておけば誰が迷っているのかなど、必ずしもピンポイントで霊能者にわざわざ指摘してもらう必要はないのです。
なぜか。
三界万霊とは言ってもくくりがないだけで自らを中心に縁のある霊から順にお施餓鬼の功徳をうけることはもちろんだからです。
そこで12日まで三界万霊のご回向のみ追加を受けます。