天尊の原型はインドのガネーシャ神であることは知られています。
インドの伝統的な教えでは今はカリユガという暗黒時代。
ガネーシャはドゥームラケートゥという神になってアピマーナ―阿修羅という悪神を殺すのだそうです。
この悪魔は慢心の象徴であるという。
21世紀は慢心の時代、
人間の傲慢が世界の温度を上げ続け、おびただしい数の動植物が消えていく21世紀。
人間の便利を求める悪心はやむどころかますます盛んになっている。
もし地球を安泰にしたいならまず我々は「我々は人間様で自然の支配者」というこの慢心をみなおさないといけない。
人間は霊長類 つまり万物の霊長など名前は辞めにしたらいい。
聖天尊の浴油は慢心や不埒な欲心を流し去る姿。
その昔、他の神々の憎しみを受けて毒を盛られた聖天尊は観世音の指示を仰ぎ、北香酔山の無熱池で沐浴して毒を流れ去った。
仏教神話ではこれが浴油の始まり。
今洗い去るべきこの毒とは私たちの慢心ほかなりません。
地球のこと、故人のこと、浴油祈願を依頼する人は以て肝に銘ずるべきことだ。