金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

信仰相続の問題

信仰相続、親がしていた宗教に入れられる。

一神教の国では比較的自然なことだ。

私は信仰は個人個人のものなのでうちは家族単位の講員という枠はない。

夫婦で入講する方には優遇処置はあるが別に夫婦単位ではない。

 

この間も内は○○宗なんですが仏壇どうすれば…?と言われた。

それは菩提寺かの○○宗に聞けば?というのだけど。

お墓が霊園で菩提寺はない。

葬儀屋さん紹介のお坊さんが拝んでくれたけど…別にその宗派の信仰はないという。

なら、自分のいいようにするほかない。

誰も信仰していない宗教はやりようがないものね。

だからうちに頼まれれば天台流になる。ほかはやりようもないよね。

○○宗だからその形式でというなら相手が違う。

たとえばうちは真宗だから正信偈あげてとか、日蓮宗の開経偈あげてとかというオンデマンドは一切拒否だ。

じゃあ、○○宗に行ってくださいという以外ない

 

このように信仰は個人単位の問題だと思う。

そう考えるとこのような場合は親や先祖が信仰していたからと自分が信仰しないものをいやいや、やる必要はないと私は思う。

もちろん代々○○宗なのでそれでやりたいという気持ちならOKだが強制は難しくなってきている。

邪教に親が入っているからと言って自分も入るなど微塵も必要はない。

アホクサ。

ドンドン辞めたらいい。

うちも親御さんがしていたのだからあなたも信仰続けろとは言わない。

必要なし。