金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

二時間半のろうそく アっという間に・・・

「 羽田先生、夜分に恐れ入ります。

本日、精霊供養4日目を終えました。

始めた時少々疲れていた事もあり、つっかえながら読み進め、印と真言を間違えた所で『最初からやり直し。』と中断して諸々最初に戻しました。

 

 

今回は始める際に、ロウソクの垂れが『何だか人の両足と胴体みたいだな…そのうち溶けてしまうだろう』と最初から始めたところ、これまでつっかえていた所が比較的すんなり読め、阿弥陀経の所では『こんな速さで大丈夫か?暗記なんか出来てないぞ?』と自分でも驚くような速さで口から経が流れるようでした。

 

ロウソクは行の間にチラチラ見る程度でしたが、左足のように見えた所はロウソク立ての外に太く流れ出し、右足のように見えた所はロウソク立ての縁に当たって逆に立ち上がり。炎よりも高く、まるで舟形光背のように炎を覆っている様子。

変わった形になったけど、ロウソクの形見てる場合じゃないなと終わらせた所です。

二時間半のローソクを使ったので『時間は余裕だろう』と思ってましたが、終わった後は写真のような形。

また見る見る溶けた感じです。

ロウソクの芯の横に、少し残っているのが、光背のようになっていた部分のなごりです。

何だか不思議な感覚でしたのでご報告致しました。」

感応により供養されるものとするものはしばしば一体化することがあります。

そういう現象かも・・・悪い事ではないですね。受け取られているのだと思う。