「向こうは是非先生に会いたがっているんです」と言いながら、先方には「私が是非にも会いたがってるんです」という両天秤人間。
そういうのが常投手段の人がいる。
もう癖になって意識せず自然にそうしてるんだね。
まあ、そういう作戦なのだろうがこういうのを仏教では「両舌」という。
お互いの悪口を吹き込んで争わすのが典型だが、お互いに虚偽を吹き込むという点では変わらない。
プラスかマイナスかの差だ。
万事、その手で橋渡ししてるんでしょうね。
そうやって知り合いの輪を広げていくのかもしれないが・・・
その目的はともかく、その手段はザックリ言えば広い意味の嘘つきだ。
嘘つきに近づいてはロクなことにはならない。
距離を置いて二度と近づかぬことだ。