日頃、講員さんに読んでもらっている金光明最勝王経「如意宝珠品」というのがあります。
ここに四電王というのが出てくる。
もともと雷さんなので雷避けの神様として、お経にも家の東西南北に名前を書いて貼るようにあるけど、効果はそれだけじゃない。
「得聞如是電王名字。及知方處者。此人即便遠離一切怖畏之事。及諸災橫悉皆消殄。若於住處書此四方電王名者。於所住處無雷電怖。亦無災厄及諸障惱。非時枉死悉皆遠離」
とあってあらゆる災難を避ける。果ては急死もしない。
つまりこの電王の札をはることで、一種の電磁バリヤーのようになるんだと思います。
当然、霊的障礙も例外ではない。
思うに電気的性格を帯びているならよく対応すると思う。
東方 阿揭(あぎゃた))。南方 設羝嚕(せっていろ)。
西方 主多光(しゅたこう)。北方 蘇多末尼(そたまに)
最後の「そたまに」というのはチンタマーニで如意宝珠と同じ意味です。
何ならこれ書いて貼って試してみたらいい。
ご真言は「タニヤタ ニミニミ ニミンダリ チリ ロキャ ロキャニ
チリ シュラバニ アラキシャ アラキシャ
我(名前を入れる)於及此住處一切恐怖所有苦惱雷電霹靂。乃至枉死悉皆遠離 ソワカ」となっています。
因みに雷さんといっても最勝王経の如意宝珠品曼荼羅では、よく知られた太鼓をもった角の生えた鬼の姿ではなく龍神さまです。
でもどういうわけか、霊障で苦しんでいると訴えてくる人って無料でできること色々教えてあげても自分ではまずやらないね。
それも障りの内かな。困ったものだ。