部派仏教では欲という欲は生存につながる総じて煩悩は排除が基本。
大乗ではそうではなく欲に良い悪いができた。
大乗の煩悩は狭義には貪瞋痴の三毒。このほか細かな随煩悩がある。
欲とともに生きる、部派仏教から見れば煩悩とともに生きるのが大乗。
生への放棄はなく、何度でも生まれ変わってきて善を為す。
その善が如来とつながる時時、人はアラカンではなく菩薩になる。
法華の三車火宅の比喩で否定する三乗は、声聞、縁覚、菩薩ではなく、声聞、縁覚、部派仏教の仏乗(誰もいないが)であり、菩薩乗こそが大乗の生き方だと思います。
だから今日も煩悩とともに生きよう。力強く!