金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

一から十までお互い様

悪いばかりの人もなければ良いばかりの人もない。

どこかでは嫌われ悪しざまに言われ、またどこかでは褒められたり感謝されている。

良いも悪いも大概人間はそんなものだ。

誰かの怨敵が誰かの恩人だ。

だから取り立ててほめるべきもなければ、けなすべきも本当はないのだろう。

皆ドングリの背比べ。

そういう人間をザックリ愛する。

そこは大事なことだと思う。

幸せとはだれかに愛念を向けることだからだ。

人のためではない、自分のためだ。

そしてその愛にいちいちジャッジはいらない。