真言宗の大徳で飛んでいる鳥を印真言で落とせるという方がいると聞いた。
本当に可能なのだろうか?
今日はあるお坊さんが見えたが、聞けばこの人も落とせるという。
最近はやらないが鳥の群れにかけたら一匹だけ落ちてきたり、そこにいる鳥を動けなくできたらしい。
印自体は簡単で密教修法をひととおりやった経験者ならだれでもわかるはずだ。
真言という真言はなく念じるだけらしい。
まあ、こういうのは法力というより個人の神通力に属するものだろう。
授かってもだれでもできるわけではなかろう。
映画「柳生武芸帳」で天道法眼が霞の千四郎にかけた足止めの術を思い出す。
この人、長い付き合いで霊感的なものはあるらしいと踏んでいたがよもやそんな技を使うとは知らなかった。鳥だけでなく人にもかかるそうで
師匠からは「この術は人に向かってするなよ」と言われたそうだ。
だが猫にかけるのは難しいと言っていた。
人には掛けられても猫には難しい。
まあ、猫はなかなか霊的に手ごわい生き物ということか。
分かるような気がする。 (笑)