アニメ好きな内弟子の福利厚生ということで「すずめの戸締り」見てきました。
内容はいわゆる震災を抑える要石伝説をモチーフにしたもの。
常世のうしろ戸から出る災いを防ぐ役割の青年・宗像と行動する少女すずめ。
宗像青年は代々そういう職を受け継ぐ家に養子に来た使命の人。
すずめは3・11の東北大震災で両親も家も全て失い、今は叔母の元で生活する高校生。だが、彼女には普通の人が見えない常世の扉「うしろ戸」が見える。
これに似た実際のおはなしを聞いたことがあります。
私が聞いたのは日本でももっとも有名な霊地を守る人々のおはなし。
その人たちは皆代々、決められた場所に住み。その霊地の生きた結界としての役目を働くのだそうです。
そうやって終生、霊地の盾となる。
ですが盾ですから悪いものを受けて大概は早くなくなるそうです。
その話をしてくれたある占術家の先生は、その家系ではないのに秘められた才能を見込まれてその後役を負わされてしまったある人の話をしてくれました。
その方も逃げ切れないで結局はなくなったといいます。
不思議な話だ。
この映画では東西の要石だった存在「ダイジン」と「サダイジン」が猫となってにげだしたため、大地の災いを抑えられなくなった日本はあわや大惨事に!
それを見ていて逃げ出し名人である当家の猫ラムネとクロベエを思い出しました。
彼らにも早く帰ってきて要石になってもらわなくちゃ!
何となくチャッカリした性格が「ダイジン」に似ているラムネちゃん