難儀には必ず学びがある。
難儀がなければ学びはない。
難儀にあったらそれをよくよく研究すべきだ。
なら学びなどなくて難儀もない方がよいと思うかもしれない。
多くの人がもそう思うだろう。
だが世の中はそういうふうになってはいない。
難儀は世の常。
難儀の世の中だ。
だが学びをえないと何度でも同じ難儀にあう。
学ぶことによって難儀は減る。
難儀から離れたくば学ぶことだ。
敵と戦わずして強くはならない。
だが敵から学び、強くなれば敵は減る。
戦いから学ばないものは早晩倒される。
同じことだ。
だから常に忘れてならないのは学びと工夫だ。