個人から法人や団体への寄付を規制の対象とした。寄付を勧誘する際、霊感の知見を使って不安をあおり、本人や家族の不利益を回避するには寄付が必要不可欠であると告げることなど6類型の行為で「困惑」させるのを禁止した。
呼びかけ型や訪問型の勧誘はほとんどなくなるだろう。
統一教会のような悪行を止めるにはおおいに有効だろう。
これはこれでいいのだが、行き過ぎた解釈から日本の無宗教に拍車はかける傾向が増加しないようにしたい。これで抵触するのは統一教会のような宗教団体だけでなく、霊能者や占いも場合によってはそうなるだろう。
神仏分離令から廃仏毀釈が起きたのは有名だ。
神と仏を分けるようにと言っただけで寺を焼き、僧侶を殺しもした。
日本人の愚かなところだ。
神秘的なものをすべて否定しては宗教ではない。
統一教会を滅ぼすのは大賛成だが行き過ぎがないことを願う。
これはあくまで寄付行為を規定するものだろう。
だが例えば自分から占術家を尋ね先行きの運気がよくないというような占いを告げられただけで「不安をあおった」など訴えられては迷惑千万だ。
世の中にはそういう「想像を絶するバカ」もいるので注意がいる。