実際に修されてきた秘法にはどれも其の伝承者の守護神がかかわってきます。
だから学者めいた人が梵字や偈文を「たぶん、ここ、間違いだよね、」となおすと法は利かなくなる。
酷いのになると印までなおす。
同じ名前の印でも伝承によって違うのでそのままであっていることもある。
そういうことはよくあると伝授の時教えらえた。
だから、まちがっていると思っても勝手に治すな!といわれた。
一応形通り伝えると知識人ほど勝手に変えてしまって結果、法が利かなくなる。
伝承の守護神たちがそっぽむくんでしょう。
一度そうなったら「生意気な!」と思われて以後まったく相手にされなくなることもある。
せっかく授かってもその伝承系統の法がすべて利かなくなる。そのままで効いている法つまり「生きている法」ほどそうなる。
だから授かったら変だろうがまず形通りやってみることだ。