「星祭りについて質問がございます。
私は羅睺星
妻は火曜星
となるため、どこかで星祭りをしたいと考えております。
あまり志納料のことをいうのは気が引けて申し訳ないのですが、近隣のお寺では、星にかかわらず、御札の大小で600円から1万円程度までのところがあります。
先生のところが、星毎に志納料を分けておられるのは、祈祷法や回数、使うマテリアル等、これらのお寺のものとは異なるからでしょうか?
不躾な質問で誠に申し訳ございませんが、ご教示いただけますと幸いです。」
「1万円は護摩祈祷(羅睺 火曜 計都) 五千円は妙見供(土曜 金曜) 三千円は理趣分祈祷(水曜 日曜 月曜 木曜)と分けています。厄除けは宝篋印陀羅尼秘法となります。
このようなやり方はせずお経一巻のみ、あるいは当日の護摩焚きですべて拝んでしまうお寺もあります。
そういうところも比較的多いですね。
私は私、よそはよそですから何がいいかは皆さまのお考え次第です。
ただし、私はよそ様がどうでもこのやりかたを変える気は全くありません
よそ様のやり方、祈願料は様々です。
ご自分のご都合第一で選べばいいでしょう。
たとえば当院では本厄は三万円になります。
一生一度の大厄ですので高いとは思っていません。
でも勿論、それでは高いという人はご自分のお考えに応じればいいでしょう。
当院が特に良くてほほかはダメなどという傲慢で無礼なことも思いません。
ただ丁寧にやりたいだけです。
ほかになんのとりえもありません。ましてよそにはない特殊な神通力など私にはなにひとつございません。
わが門下の八王子の准胝院や横浜の蒼龍院・東京都大田区の金剛尊院 埼玉県春日部市の上願寺なども星祭はそれそれで勤修しており、弟子も各々の思い思いの志納料設定ややり方でしています。
経済的にみな独立していて当院の支所や出張所などではないですから相互に合わせるととかは指示も一切していません。
ほかのお寺も含めて探しになったらいいと思います。
ご自分が気に入ったところでなさいませ。」