国の特別天然記念物・コウノトリを飼育する兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷(さと)公園は7日、飼育していた国内最高齢のオス(37歳)が老衰で死んだと発表した。初めて人工繁殖に成功したペアのうちの1羽で、メスは昨年12月に同じ37歳で死んだばかりだった。
飼育員が4日朝、ケージ内で死んでいるのを見つけた。人間に置き換えれば100歳以上の高齢だった。
国内の野生のコウノトリは、乱獲などにより1971年に絶滅したとされる。兵庫県は85年に旧ソ連からこの2羽を含む計6羽を譲り受けた。2羽は89年以降、計61羽の子を残した。
さすが昔から赤ちゃんを運んでくると言われた鳥さんですね、ご立派‼