宝篋印塔を祀る講員様
「 先生
変な話です。
妻が、長女が誰もいないのに「おにいさん、こんにちは」等と言うと教えてくれたのですが…
先月、真夜中に娘が怖いと泣き出し、
「ホラーマン、こんにちは
ホラーマン、こんにちは
ホラーマン、こんにちは
うわーん」
と泣いた時はなかなか興味深かったです。
私の体調不良で3日ほど宝篋印塔を拝んでいなかったのが原因かなと思いました🤔
ホラーマンはアンパンマンに出てくるキャラクターで、骸骨男です
宝篋印塔繋がりで別の話ですが、
昨年、声を取られるとご相談しましたが
翌日、向かいの建物でご遺体が発見されるということがありました。
声を取ろうとしていたのは、故人の方ではなく、人が死ぬと集まるという鬼の類だったのかなとも思いました…」
宝篋印塔を安置し供養すれば有縁のものからはじまって多くの霊が期待しますが供養が欲しいので来るのですから彼らは基本的に悪さはしません。
そして陀羅尼を唱えることで功徳になります。
霊は宝篋印塔が目当てですのでそこから浄化されて解脱します。
どんな恐ろしげな姿の霊であってもやってくること自体がもう救われたいモードに入っています。心配には及びません。
ただし、宝篋印宝塔を置くべきおうちはもともと霊感体質などで霊を拾ってしまい霊障が多い場合とご本人が供養して徳を積みたい場合です。
「どこの家でも措いたらいいのだ」というものではないので、こうした事情のわかる講員様のみに限らせていただいています。
霊が来ると言ってもそう心配することはないのですが・・・でもその多くは不成仏霊や餓鬼などですので、いわゆる「見える人」にとってはかなり怖いようです。
当院でむかし、精霊供養が重なったときなど、部屋に入るや「うわ~天井まである巨大な餓鬼が部屋にいる。いやはやこれ、ものすごいですよ!」と霊能力者のK師に言われたことがあります。
ただ祈願道場などを開こうというならこう言うお子さんがいらっしゃる場合は危険です。なぜなら祈願道場は人の問題を扱う場ですので悪意のある怨念や霊も飛び交います。
こういう霊的に敏感なな子供さんは抵抗力がないので、慢性的な心身の不調につながりかねません。
人として考えれば望ましいこととは言えませんがそういう意味では行者は独り身が楽と言えば楽でしょう。良くも悪くも守るものがおりませんからね。
まあこの道もそういう意味では一種の冥府魔道です。