金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

夢のまた夢

私、神道が向いてるかも‥‥と自分でいう弟子。

以前この人お加持したら神道系の狐さんがいたのは憶えある。

だから狐さんがひっぱっているのかも、

「そっちじゃないよう、こっちだよう!こっちだよう。」という感じでしたからね。

 

で、別に勧めたわけでもないのにこの人は得度して一応門下になったんだけど今にして迷う羽目に。ヤレヤレ。

 

まあ、「あんたは密教はやらせませんよ」と言っているので焦れてるのもあるのかも。

どういう訳だか密教に非常にこだわる方は多いですね。

そのうえ「護摩壇を買う」というので「買ってどうするの。密教やらないのに?」不思議。

 

でも本当に神道がいいかも・・・でもね。これ正直ですが、はっきり言って師匠の前でそれ言うの失礼ですね。

この上なく。(笑)

「終生宗義を守りますので得度をお許しください」と書いた保証人連署の書類まで宗派に出してたった2年くらいでこのありさまだ。

ハッキリこういう自分の感覚優位でものを言ってくるのって言って女性に多い。

なので女性の「どうしても得度したいんです!」という決意はホントは信用していません。

挫折は想定内でしています。

長くいて決意が見定められない人以外は基本的に終生準教師。

 

もちろん一般論じゃないですよ。

世の中の女性全部がそうではないと思うけど私にはそういう女性しかであわないんでしょう。縁がないんですね。残念ですが・・・・

 

でも激怒して破門にしないのはなぜか。

正直この人の認識や礼儀は「そんなもんでしかない」と思っているので怒っても無駄だと思うからデス。激怒なんかする気もない。

まあ、そんなだもの、密教なんか夢のまた夢。

だけど「どーしてもやりたいの?なら他にも伝授してくれそうなとこあるよ、」と教えてあげてるのに、なぜか絶対にこの方のみならず皆さん、よそに行かないのも不思議でならない。これは男性もそう。

私なら教えないと言っているところにいるのなんか無駄だからサッサと辞めてよそに行くね。

私も「うちはやめてそちらへ言ってもいいよ。やめても全然なんとも思わないから大丈夫ですよ」といっているのに。

私は去る人には何の執着もない。想いもない。

こんな物分かりのいい師匠はないでしょうよ。

 

でも大体行かないみたい。そんなの義理堅いとも思わない。

むしろ変だとは思う。

「ダメだ」と言った以上は私は絶対オーケーしない人間というのを知らないのかな・・・そこは冷酷そのものでやっています。

そういう人って時々、なにげなく密教の話ふってくるけどブレることはしません。

 

ひとつにはそれがその人のためだと思うから。

修行ならなんであれ熱心なのは当たり前ですがむく向かないでいえば全然向かない人はいますもの。

ダメだとわかっている人相手に時間無駄にするのも嫌です。