米ワシントンの美術館ナショナル・ギャラリーで27日、フランスの印象派を代表する巨匠エドガー・ドガの彫刻の台座とケースに黒と赤のペンキが塗り付けられた。
環境団体に所属する男女2人が気候変動問題で抗議するために行った。2人はその後拘束され、連邦捜査局(FBI)が捜査している。 この彫刻はドガの「14歳の小さな踊り子」。ドガが生前発表した唯一の彫刻作品で、1881年に公開された。ナショナル・ギャラリーは彫刻の展示を中止し、損傷したかどうかを調べている。フェルドマン館長は声明で「芸術作品に対する物理的攻撃を糾弾する」と非難した。 2人は環境団体「デクレア・エマージェンシー」に所属している。同団体は声明で「気候変動は今すぐに行動しなければ、飢饉(ききん)や洪水、干ばつなどを引き起こす」などと訴えた。
環境問題にドガの作品にどんな罪があるのか。二度と誰にもできない作品なのに、
トンデモない蛮行だ。
少しも酌量の必要は感じない。
環境問題いかにあろうとこれはこれ。許さずに断固厳罰にすべきだ。