いつでも動物園の動物は戦争の犠牲者です。
日本でも戦時下空襲が激しいなか、逃げ出すことをそれて上野動物園の動物たちは殺されました。彼ら動物は日本の敵でもアメリカの敵でもないのです。
ゾウははじめ多くの動物はエサも水もやらずに餓死させました。ただゾウは死ぬまでいつも悲しそうに飼育員におねだりしながら死んでいったといいます。
ニシキヘビは大きなはハサミで首を切断したそうです。
最後の最後は私は後継のない身上ですので建物も仏像も引き取り手のないものは抜根して全てをお金に換えて動物のために寄付して死にたいと思っています。
墓などいらぬ。
私の遺骨などもそんなものは何の価値もないので海でもお山でも捨ててもらおうと思う。カルシウムなりとも海や山の栄養素になるならまだいくらか幸いだ。
昨今に多い引き取り手のない荒廃した寺院や仏像はすさまじいものです。
もったいない限りで更地にした方がよほど良い。
人間の福祉に寄付するのでなく、あえて動物に使いたいのはなぜか？
それは人間のひとりとしての動物へのお詫びがしたいからです。
一人くらいそういう人間がいてもいいでしょう。
仏様もお許しくださると信じています。
羽田
