大逆津つまり大津波だ。
だが、物理的なものを言うのではない。
アメリカからの新しい流れだ。
今までとは真逆のことが行われるかもしれない。
アメリカでは今何が叫ばれてきているのか。
アメリカの原点である家族の絆、それをうらづける伝統価値観の台頭が起こっている。
州によってはlGBTや有色人種を肯定する書物などを図書館から悪書として取り払おうとしている運動も起きている。
それらの存在は父母親子という家族のきずなを強めることとは真逆とみなされているからだろう。
トランプ氏が大統領に返り咲けばさらにそれらはさらに強固なものとなる。
トランプ氏がどう思おうがそうなる。
ウクライナ支援も辞め、日本史は今の真逆のかじ取りを要求される。
否応はない。日本は事実上アメリカの属国であり、アメリカ大統領の考えやウォール街の思惑は我が国総理大臣の考えなどよりはるかに重要に作用するだからだ。
日本には今や国の理念も民族的価値観も誇りもない。国是がない。
二言目には外国ではどうだこうだとかしか言わない知識人。
有事の際には国を決死の覚悟で守るという言葉が非難され、あざ笑われるのが普通。
宗教さえも失われ、墓も草ぼうぼうだ。従来型の葬儀をしないで直葬も増える一方だ。
享楽的生活を手に入れる関心以外のすべての価値が無くなった。
だから、性の差別をなくすとなればどこまでも考え無しに際限なく加速し、男も自分が女性でありたいならば女性でいいという判決も出る。
これは逆もまた真なりだと思う。何が是で何が非なのかなどはここでは問題ではない。
アメリカがlGBT を否定的に扱い出せば、今の日本はおそらく容易にそちらになびく。
アメリカにとって日本は操縦可能なサルの群れでしかない。
そういう国にアメリカが作り替えたのだ。
悲しいがそれが現実だ。
日本人はまたたくみに大逆津に備えなくてはならない。
だが思想も理念ももう何ももってはいない我々にはそう難しくないかもしれない。(笑)