フリーで法事・葬儀を請け負うあるお坊さんとのお話。
私「 お盆は仕事上忙しいですか?」
М師「 はい、お陰様で目が回るくらいお仕事をいただきました。
毎日、理趣分を読んでおりますので、般若十六善神のお働きだと思います。
有難いことです。」
私「 素晴らしい❗」
世の中に葬儀も法事もどんどん減っているのに大したものだ。
御本人の精進努力もあると思うが理趣分の効験は確かです。
難しくて意味が解らないという方がいますが効験には何も関係もありません。
祈りの場合、比重は学問ではなく信仰ですから。
私もアホなんで深遠なる理趣分の内容はよくはわかりません。
それでも日々、多くの霊験を頂いている。
このお坊さんは地域の猫助けに尽力する慈悲深い人です。
その心、いかでか感応なからんや。
十六善神は極めてパワフルな大般若経の守護者たちだ。
山田恵諦座主は小僧さんたちに「理趣分1000遍読んでみろ。こずかいに困らなくなるよ」といって勧めていた。
ある弟子は若い頃10万円に満たない額で生計を立てていたが、いよいよという時に理趣分を読むと不思議と必ず、臨時収入があったという。
そういう不思議が理趣分にはある。
十六善神は印真言を用いず、その名前を呼ぶだけで来ると「陀羅尼集経」にいう。
事実だと思う。