金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

お塔婆供養が抜けていたお施主様から

これはうっかりお塔婆供養が抜けていた旨の通知を受けたお施主さまからのお話です

 

「偶然ですが、実は(○○の供養が抜けてまます)と住職様に電話した日の朝は夢に○○が出てきて目が覚めました。
寝てる私の横に立ち、何故か私の身体をあおぐように片手を左右に大きくふっているのです。
しいていえば風をおこして私に当てるような感じです。


私は夢の中で「あっ!○○!」と思って目覚めました。
起きてから、お盆だし御施餓鬼したから有難うの意味で来たのかな?と思いましたが、そのわりには笑顔でも無ければ、悲しい顔でもなく、普通の顔で行動だけ見れば「お姉ちゃん!起きて!起きて!」というほんの少しだけ焦っている感じだったので何だろうなぁと思っていましたが、私自身、考えて解らない事は頭を切り替えて考えないようにしているので、偶然、お盆に見た夢くらいに思うようにしました。


しかし、夢のおかげでうっかりしていた御供えを贈る事が出来たので良かったと思います。
そして、帰宅して届いていた明細書をよくよく見てみたら、○○の名前が無いのに気付き、ひょっとして今朝がた夢に出てきたのは自分が供養から抜けている事を私に知らせたかったのだろうか?と思いました。


ちなみに○○のお世話になっている御寺では施餓鬼供養はしません。
もしも偶然の夢ではなく、知らせる為の夢だとしたら……
私の勝手な妄想ですが、死後から10年以上は経っているし、私自身この数年、御施餓鬼供養をさせて頂くにあたり○○だけは必ず毎年供養させてもらってますが、夢の中の○○の少し焦ったような行動を考えたら、故人にとってはお盆期間の御施餓鬼供養には生きている者が思う以上にかなり重要な意味が有るのではないかと思いました。


偶然の夢ですが、改めて信心する者として供養する事は一生なのだなと思いました。」
卒塔婆のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

申し訳ない事でした。お詫びいたします。○○様の霊はいきていますね。

合掌 羽田