「数年前に父が亡くなって母の介護のために私が引っ越してくると、私にも仕事や健康面のトラブルが頻発するようになり、2階の鬼門方向には常に不穏な気配が漂っていて、2階の壁を外からゴンゴンゴンと殴るように叩く怪音が頻繁に鳴り響くありさまでした。
○○本宮の鬼門封じのお札を貼ったり、○○大社京都分院の神職さんに結界作りのお祓いをしていただいたり、鬼門に鎮宅霊符や悪霊除けの護符を貼ったり、○○山のお砂を盛ったり、いろいろなことを試してみました。
2階の部屋2室の形が三角形なのが不吉だと感じて、リフォームして部屋の形を普通の四角い形に変えました。しかし何をやっても2階の鬼門の壁をガンガン叩く不気味な怪音は全く変わりませんでした。
実は現在の自宅に引っ越す前から、私は大国主大神と大黒天様そして宇賀弁財天様がすごく大好きで、 それゆえ引っ越し後には真っ先に、大国主様・大黒天様・宇賀弁財天様を屋敷神・守護神としてお祀りしました。
また引っ越した時点では精妙荘厳な烏枢瑟摩明王様のご尊像を比較的安価で入手できる機会があったのでトイレにお祀りしました。
その結果、ありがたいことに引っ越し後に生じた仕事上・健康上の問題点は改善していきました。
しかし一番困っている問題はなかなか解決せず、不気味な2階の怪音も相変わらず続いていました。
私は90近い母との2人暮らしなのですが、私も2階にいると落ち着かず、母もなんとなく怖い気配がするのか2階に上がろうとしませんでした。
ところが前回ご授与いただいた羽田先生の家相札の鬼門札(毘沙門天様)を鬼門に貼ったところ、貼ったその日から壁を叩く怪音がぴたりと止まり2階の不穏な気配がきれいに消えてしまいました。
何やら陰鬱な不気味な気配があった2階の空気が清らかなものに変わり、母も2階を怖がらなくなりました。それ以来、現在に至るまで一度も怪音が鳴ったことはありません。それまでは何をしても止まらなかったのに驚くべき霊験です。
そして鬼門札によって何らかの魔が除けられたのか、一番の悩みの種だった問題が一気に好転するかもしれない可能性が浮上しました。
金翅鳥院様の家相札は私にとってはかけがえのない救いのお札です。
どうか今回もご授与賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。」
鬼門 裏鬼門は気にしないという方位の先生も多い( 中国占術では鬼門云々はほとんど聞かない )のですが、心霊の入口でもあるのでやはり注意が要ります。
鬼門札は毘沙門天様のお札で、諸々の鬼霊の長ですのでこれをおさめるのにふさわしい方です。
最澄さまが注目されたのも都の鬼門にあたるの山において善き修行者がおり毘沙門天を祀っていたからだと思います。
最近は鬼門信仰と最澄さまの出世は関係ないという学者もいますがものを知らぬ人間だと思います。
奈良時代末期などは朝野に仏教の呪術的側面こそが不可欠と注目されていました。