講員さんのなかでよく雲や太陽や、いろいろな自然物の中に神仏を見出す人がいる写真をよくする人でなんでもSNSのフォロワーが3000人いるとか言う。
たいしたものだ。
だが、わたしにいわせればそれらは霊写真ではない。
しいていうなら神仏の啓示が具象化した写真というべきだろう。
見せられているのは風景だ。
例えば雲が竜のようなかたちになり、太陽がその眼に当たる位置に来たとしよう。
不思議に見えるが太陽は太陽、雲は雲以外の何物でもない。
私が時々ブログにのせる護摩の焔もそうだ。
狐に見えようが竜に見えようが焔はただの焔だ。
それ以外のなんでもない。べつな角度から見れば全然違うだろう。
その炎を火ではなく、本当は神様なんですなどというのはバカだけだ。
時々そう言う人がいるが、刺激しないように「へーっ、凄いね~」と言っておしまい。
それ以上のコメントは無意味だ。
そう言う人になにか言っても無駄だ。
だが、そこにはなにもないのかというとそうではないかもしれない。
神仏の働きでそういう「形」を見せていただいたというべきだろうと思っている。
そこには何も霊的な存在自体は写っていなくても、霊的な働きはそこにあるのだと言えるだろう。
近々写真集になるというので楽しみにしている。