あるご僧侶から行中のについて質問。
護摩やそのほかの行法をしていると不思議と気のせいか、時々すごく恐ろしいものがそばにいるように思うようなぞくっとする瞬間があるという。
これって一体なんででしょう?という質問。
これは修法するなら至って当たり前のことで気のせいでも何でもないのです。
行法の徳を慕って護法神である天等八部鬼神などがやってきますから。
だから神分に法楽をプレゼントするわけでしょう。
彼らの中には鬼神や妖怪の類もいる、龍や迦楼羅のような霊獣もいる。
目に見えないから冥衆というけど、それらが見えればさぞ恐ろしいものもあるのだと思う。
法華経にも人のいない空所で読経しても必ず冥衆がやってきて聞法すると書いてある。
法華だけでなく般若経でも最勝王経でも随求陀羅尼でも必ず護法神は随逐します。