田阪は霊に敏感にからだが対応する。
背中が、バキバキに凝ったりする。

だが、ここにきて豐鶴院には長年空き寺だったところにありがちな因縁霊や雑霊も多いが、同時にそういう霊たちが極めて恐れる存在があると私は感じていた。
それはいつも巨大な蛇体にみえる。
だがそれは八大竜王でも宇賀神でも弁財天でもない。白竜さんでもない。
何なんだろう…雑霊たちは皆その存在に大変な脅威を憶えている。
ただ、どうしたらこれの力を借りることができるかがわからない。
うまく祀れたら大変な強力な護法神になるのになあ・・・
そうしたら先日、佐古先生がみえてやおら「オンメイギャシャニエイソワカ」と竜神真言を唱え出した。
「羽田先生、ここの寺な、ここには大変力ある地主神がいる。それは黒い竜神というか、まあミイさんよ。それ、祀ったら違う。寺が栄える。祀ったらええよ。」といわれた。
どうお祀りしたらいいか?
「地主神だから地面に直に幣帛たてて神供みたいにしたらいいのとちゃう」
祠もいらねば尊像もいらぬという。そこは自然霊ならではだろう。彼らはそういうところに留め置かれるのは好きではない。
今日からやってみた。