金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

悪を悪と知る善への道

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 鈴木さんには両手の小指がない。肩から肘にかけては鯉と金太郎を描いた入れ墨が彫られている。 「元ヤクザですからね。それはもう罪深い生き方をしてきました。ふつうにあるはずの感情や常識なんて何ひとつ持ち合わせていない。かわりに、あってはならない前科や入れ墨を刻んでしまった」  強い口調でそう話すと、「だけどね」と静かに言葉を足す。 「そんな私でも、人生をやり直せた。だから伝えたいんです。過去に何があっても、必ず生き直せるってことを」

 

 

道を伝えるということは同時にいかなる体験も昇華して人を導く肥やしにできるということだ。過去の忌まわしい悪事でさえも。

宗教の畑は違うがこの方にはこの方の大きな存在意義があると思う。

逆に善事と思ってわけわからん多宝塔や壺売って悪人のお金稼ぎを手伝っている人もいる。

悪を悪と知ることが善への道だ。