私の思い出話
多くの人が儲かるということで騙される。 どうしてか不思議に思う。 だが儲けという言葉にガードは甘くなるのだろう。 私は宝くじは買わない。 少し前は夢を買うと思って買ったことはある。 「当たったら…」という夢想だ。それは楽しいね。 別に買われる人を…
実名で書いていいかどうかわからないでかりにy師としよう。 私の周囲の人の古参の方には誰だかすぐわかると思うが・・・。 y師は私と若い頃からの付き合いで修験の大御所だ。そして聖天尊の行者でもある。 この人ほど詳しい人はいないだろう。学者もはだしだ…
師匠が大福生寺に赴任したとき、礼拝次第に戒の項目がないのをいぶかしく思ったという。 面白いことにおしなべて聖天礼拝次第に十善戒などはない。 聖天信仰は恥もなく欲願むきだしの極みのようなことさえ祈る人もある。 十善戒が守れるくらいなら聖天様の祈…
若いころ、師匠の寺である人からいわれのない陰口を言われ怒髪天をつきどうしてくれようか!面と向かって罵倒してくれようか‼と怒っていたら・・・こんな昔話を姉弟子がしてくれた思い出がある。 昔のあるお坊さんのお話。 ある大店の娘が若い手代とひそかに…
行者は本尊のマネージャー スターはあくまで本尊。 なにを勘違いしてか、自分がスターになって舞台に立ってしまう人がいますね。 それをしちゃ絶対ダメと昔から教えられてきた。 良いマネージャーは顔が見えないものだ。 人に慕われる話しぶりや配慮もすべて…
この前のイノシシ年から1,2年後の話です。 「摩利支天のご祈祷ってしてますか?」 「いいえ、ご祈祷まではしていません」 「え、前に写真に載っていましたけど」 「尊像の写真が載っていたかもしれませんが、ご祈祷してるのではないです」 その年は亥年なの…
うちは動物苦手な方にはシンドイかもしれないですね。 そういう人は動物に見たり触れないで済むように工夫したらどうか? 玄関に犬や猫がいたりしないようにしたらという人もいましたが、おおらかさを養ってもらいたいからそんなことはしません。 今間までも…
霊写真て良くないですか?と言われるが、何か訴えたいことがあるのは事実だろう。 偶然、霊が写るということはほとんどないと思う。 それならだれでも墓場や事故現場にってとればいっぱいとれるということもなりそうだからだ。 だがそういうものではない。 …
この図録は金沢文庫のもので極めて貴重なもの。 ですがある日忽然と亡くなった。 当時は「荼吉尼天の本」を書いていてぜひとも欲しい資料でしたが…なしで書いた。あればまた少しちがったかも・・・そこは残念です。 というのは鎌倉時代にさかんに行われた荼…
私のお金の考えの原点は中学、高校時代に見ていた「細腕繁盛記」や「あかんたれ」 どちらも大阪の商人魂を描いた花登小筐先生の作品で大好きでした。 www.youtube.com www.youtube.com 「銭の花は清らかに白い だがその蕾は血がにじんだように赤くその香りは…
news.yahoo.co.jp むかしシングルマザーを助ける集いで無料占いをしてほしいといわれたが断った。 占いは元来それだけで解決を見るものではない。 その占いすれば余裕がないなかにさらに悩みの材料を生むこともあるのが第一点 金銭的に困っているのはシング…
news.yahoo.co.jp 放送大学の高橋先生。 この先生はイラク戦争の時もアメリカびいきの日本のマスコミ論調のなかでそうではなかった。ちなみにイラク戦争では私は米国寄りでなくイラク寄りでした。 この問題でアメリカに何の正義もないと感じたからです。 今…
昔の新宗教は寺の看板があっても平気で布教に来た。 異教のリーダーを取り込むのは評価が高いのだそうだ。 かなり昔、キリスト教系の飛び込みで30前後の若い女性が見えた。当時は私もまだ若いのでお同じくらいの年齢の人でした。 「このままでは世界はサタン…
だいぶ昔の話だが他の信仰に心ひかれているのでそちらへ行きたいが「こちらはお付き合いで講員は続けさせていただきますので・・。」という人がいた。 「お付き合いで信仰していただく必要は全くないです。どうぞ、どうぞ。すっぱりやめてください。」 どう…
月々拝む場合はお取替えしますが、別にずっと拝んでいたければそれでもいいのだと思う。 特にお姿などは毎月かえるというのは逆にいささかおかしいだろう。 というのは昔こんな話があったからだ。 師匠から聞いた話ではあるところから地蔵様が出土した。 霊…
昨年のお正月にお迎えした林天朗先生の観音像です。 大変ちいさな金属像ですが、天松居士から金剛経と最勝王経と観音経は相通じるといわれ、宇賀神画像、白浄水金剛神と一緒に大事にされてきたものです。 禅風香る白衣観自在尊です。 南無観世音菩薩。
女性行者というのは難しい。 この間、大森先生とも話をしたが、いわゆる夫に愛され、子供をはぐくむという家庭的な幸せを享受する女性にはなかなか行者はなりえない。 そんなことは望まぬ!というならいいかもしれないが望まないから行者になれるのだという…
天松居士は金剛般若経の核心は「無我相」のs何時にありと確信せられ、その実践として無我相禅と無我相の唱念を提唱された。 無我相禅は「無我相」の三時を唱えて禅定を行うものあり、無我相の唱念は禅定ののち、参禅者同士が坐して向かい合い「無我相」と大…
その昔、三十八歳の年に今の場所に引っ越してきた当時のこと。 うかつに土地の取得と建物の建築年度を一緒と思って書類をだしたら違っていると当局より指摘されて消却される額三年分を返すように言われた。 額にして百万円ほど。 恥ずかしいことであるが当時…
昔のことですが、初老のかなり健脚らしき人がきて「日本各地の霊山へも行きました。本四国霊場も歩いていきました。」という。 聞けば本当にかなりの山を上っている。 このうえはいよいよ「修験道の秘法」を知りたいという。 彼の言う「修験の秘法」はどうも…
それははじめて祈祷を申し込まれたら、 よほどのことでないかぎり即「やりましょう!」という人です。 経験から言って祈祷を志すと言いながらも「エ~どうもやったことないことなので‥‥」「まだ、ちょっと自信が・・・」という人は何回頼まれても同じように…
ある門下の教会長さんの述懐。 この方は埼玉から修行時代は金翅鳥院に週四回は来ていた。 今は教会主管者でもうかなり長い人です。 でもご本人が思い還すと「そのころが一番、修行になった、勉強になった」といわれました。 普通の伝授だけで得られないもの…
ここ最近のお話ではないのですが・・・「次第書の口伝の部分が書いてないんですけど・・・」 というお電話。 そりゃそうでしょ。口伝ですからね。 口伝はとか伝授会とか直授じゃないと教えないのは当たり前なのだが…この方はそれ知らないのでしょう。 電話は…
相談や祈願を求める方にはなるべく丁寧に親切に接するつもりでいる。 これは優しいという意味ではない、必要なら言いずらいこともいう。 心にもない世辞なども言わない。 でも、来てよかったと思うようにできればベストと思っている。 少なくとも甚だ至らぬ…
漢方薬には上薬、中薬、下薬という概念がある・ 上薬とは健康のために常々用いてよい薬 言ってみれば食べ物の類 中薬は必要に応じてよく用いる薬 普通に言う薬 薬屋で売っているような薬 下薬は効き目は強烈だが長い服用はしてはならない扱いが慎重な薬だ。…
功徳を作ること須弥山の如くも、ひとたび怒ればその功徳をすべて失うとは釈尊の金言である。 不瞋恚は物価第一の戒めだ。 徳を積む修行の基本は怒らざるにしかずだ。 怒ることを制止する難しさはその人の心に怒る判断基準があるからである。 怒りを失うこと…
news.yahoo.co.jp 「二度とこの世にうまれ変わってきたくない」 江戸川乱歩のこの考え方は原始仏教に近いですね。 私もその気持ちがよくわかります。 今もそう思っています。 まあ、業が深い私はまた何度でも生まれ変わってくるんでしょうけど。 学生時代に…
news.yahoo.co.jp 要注意の異常者。こういう先には子供が対象になったりする。 まあ、警察で以後マークしていると思うけどね。 この犯人もエリート大学院生らしいが学歴・経歴にかかわらずこういう人間はいる。 もう三十年くらい昔、凶悪事件の未遂で捕まっ…
事故物件専門の不動産屋さんもあるみたいですね。それだけ自殺が多いのかな。 かなり前ですが良い物件で欲しいのだだけど前の入居者が借金苦に部屋で自殺しているので拝んでほしいと言われました。 ですが当然ながらそういう物件は家相や風水も悪い事が多い…
20代終わりのころ仏教書籍のコーナーで本を見ていたら、私より少し上とみられる女性がこちらをチラチラ見ている。 そのうち「あなた、本当の仏教を知りたくないですか?」と声かけてきた。 なんの新宗教か宗派かわからないけど、昔はそういうのが多かった。…