私のお金の考えの原点は中学、高校時代に見ていた「細腕繁盛記」や「あかんたれ」
どちらも大阪の商人魂を描いた花登小筐先生の作品で大好きでした。
「銭の花は清らかに白い だがその蕾は血がにじんだように赤くその香りは汗の匂いがする。」
「細腕繁盛記」は新珠美千代さん扮する加代さんが戦後まもなく、ひなびた熱川の旅館「山水館」に嫁ぎこれを再興して立ち上げる話。
他にも 藤真奈美さんや高島忠夫さん、滝田雄介などの名優が多数出演
彼女はいかなる圧力にも負けずひたすら地道に自分の道を行く。
「あかんたれ」は主人と従業員の間にできてしまった男の子「秀松」が成人して立派に店の跡取りになるまでのお話、志垣太郎さんや小山明子さんが出ていました。
如何に正しい在り方を曲げないで成功するかの大事さをこれらのドラマは教えてくれました。
そしてそうでなければお金は本当には久しく保てないことも。
ここで語られるお金の話が子供ながら私のお金の考え方の原点になった。
私は金満家でも資産家でも社会的成功者でもないが教えられたところは大変大きいと思っています。
なので私は今までお金を汚いものと思ったこともなければ、お金なんかと思ったことは一度もない。お金は稼ぐ人、使う人の心次第です。