金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

仏道修行

当院では在家中心に可能な仏道修行を指導しています

准胝独部法とカルマの洗い出し

時に准胝法のカルマの洗い出しには相当きついものがあるようです。 そこは人によるんですが、洗い出しが始まったらやめてはダメ。 もう手遅れです。 やめても元には戻りません。 怖いですか?そうですよね。 ・・・ならやらないのも大事な判断です。 一応お…

勤行中、邪魔されて

「せっかく気持ちよく勤行していたのにちょっとしたことで邪魔されて不愉快になってしまいました。もう最悪です。 どうしたら気持ちが収まるでしょうか?」 というお尋ね。 こう言う人はそもそも勤行になっていない。 何があってもそれはそれであるというの…

無我相禅

無我相と10遍言うだけ。無で吐く。我で吸い、相で吐く。 次は無で吸い、我で吐き、相で吸う。 10遍でいい。 なにになるのか? なにもならない。 だから何時間やっても5分でも同じ。 だが、やりつづければ広い天地の間、宇宙の片隅でちり芥やカビのようものが…

法を教えて心教えず。

法を教えて心教えず。 最近は過去を振りかえってみてそうだったのではないかと反省している。 法を教えることは心を教えることに比べれば簡単だ。 心を教えずして法を教えれば世のなかに魔物を送り出すのと変わらない。 自分でもそういう誤りがあったのだと…

定年後の加持祈祷

去年の暮、電話でお勤めの方、老後の仕事として加持祈祷をしたいので・・・というお尋ねがあった。 60歳は届いていないがあと数年、ローンもあるし、子どもさんが生まれた息子さん夫婦にも少し援助してあげたい。嘱託だと大幅に給料減るので・・・という。 …

明王 結界と降伏 肉を切らせて骨を断つ

明王には結界と降伏の大きな役割があります。 不動明王以外の四大明王があまり単独で祀られないわけは、かの尊の誓願は降伏の願海だからです。その心は燃え滾る炎の海だ。 そこに躊躇は一切ない、まあ、そういうのも長い歴史の上では必要があったのだろうね…

行く修行 行う修行

神道系の修行をする人はお参りが大事だ。 その神の鎮まる霊地をめぐる。 沖縄の御嶽巡りもおなじ。 なかには「どこそこにお参りしろ」という霊的な啓示を受けて方々にまいる人がいるが、そこにいっても必ずしも大きな変化があるわけではない。だが内面的には…

四国遍路の納経加持

ある1000遍理趣分読んだ行者さんが上願寺を訪れ、理趣分経1000巻満行の記念で上願寺と金翅鳥院のも御朱印が欲しいとの話。 そういう裏に朱印がある理趣分を持参された。 おそらく中古のものと思うが、押されている朱印は四国八十八か所霊場の納経ですね。 ラ…

お経を読みたくない

ある講員様から最近色々あってもう草臥れてしまい、お経もお勤めもしたくない・・・これってだめですか?といわれた。 勿論、病気や多忙、旅行中でできないこともあるでしょう。 でもしたくないというのはどうでしょうか・・・・ 私は「したくないなら、しな…

タヌキが認めるもの

仏道修行に肝心なものが欠けている人はいかに精進し頑張っても無駄だ。 努力は人一倍だが、人間は欲が先行すれば難行苦行もなんのその。 そういうものだ。 ものすごーく頑張っている人でも首にした人はいる。逆に怠けているので首にしたものはひとりもいない…

足の火傷なら火伏せ不合格

当院で火消三昧を習得しながら他所様の火渡りにいってやけどを負ったという報告がきた。 聞けばと火力が強いので瞼が赤く腫れてしまったらしい。 だが足は焼けなかったそうだ。 それを聞いて少しほっとした。 それにしても術が効いていないな。 それだけ火が…

物差し

初対面でご自分の霊感でのお話を滔滔とする方がいますが、それはそれで結構です。 だたし、それはその方でないとわかりませんから私は共有できません。 否定できませんが肯定もできません。 「ああ、そうですか」というほかはない。 それが正直な気持ちです…

行と病

人によっては行をすると色々と病が出ることもある。 これも業の洗濯だと思う。 そうやって病になってこそ病人の身も推し量れるというものだろう。 それはのちの慈悲を養うことでもある。 そうやって行を続けているうちに正しく精進すればだんだんと病に縁の…

理趣分素読の功徳

先日、講員様に般若理趣分の顕教読みを伝授しました。 その多くは準教師にもなっていませんが熱心な方々です。 受けた方からこのお経を読むようになってからスラスラと物事が進むようになったという。 以前にやはり同じように読んでいた人からもこれを読んで…

私のグウタラ座禅

私は毎朝、5分かそこら布団の上で無我相禅をします。 衣帯を調えて本堂でなどは講習でもしない限りほとんどしない。 よく何時間座りましたとか、線香一本お間とか、毎日二時間座っていますとか聞くが・・・・、 「私自身に限っては」の話だがあまり時間の長…

修行と霊感

昔、霊媒の修行もしたけど、行が進むにつれできなくなった。 師匠に言うと「それはあんたが行者から坊さんになったと言うことだ。」と言われた。 ここには色々な意味があると思う。 逆に修行して霊能が開花する人もいる。 だから霊感自体が良いの悪いのは言…

お告げと生き方3 信じるのは他人の「霊感」よりおのれの「感応道交」

私は基本的に他人様の霊感もお告げも採用はしない。 「ああ、・・・そうですか」と聞き流すだけ。 気分を害してはよくないので、あえて否定もしないが、思い当たることが無ければそれをもとにして行動するなど一切考えない。 なぜなら私には「感応道交」の世…

お告げと生き方2 「そんなもん知らん」

以前「こちらの聖天様に呼ばれたのでうかがいました。」という人がいた。 密教修行が希望だという方だったが多少霊感があるらしい。 まるきり嘘ではないとは思うが「でも、私自身は聖天さまからあなたのことを何も聞いていないですからね。そういわれてもそ…

お告げと生き方

昔、法華信仰系の新宗教・立正佼成会の庭野会長が創世記時代、コンビで活躍していた霊能者の長沼妙佼氏に護法神が降臨し「庭野、お前は女房を離縁し家庭を捨てて布教のみに命をかけよ。」という託宣をもらったという。 庭野師が拒むと、護法神は「いやだなど…

ある阿闍梨様の師弟観の話

比叡山で伝説の人と言われる阿闍梨様。 弟子が弟子を連れて挨拶にくると決まって「お前その弟子育てられるのか。最後まで?」と聞かれたという。 とても厳格で恐ろしい方だったと聞いているが弟子を育てるのに実に熱心な方だった。 信者より師弟関係を上に置…

虹色の護摩の炎

護摩加行中の田阪師、肉眼で見て虹色の炎が上がっていたので行監(行の実践指導者)さんが不思議に思って撮影したのがこれなのだそうです。 目で見て不思議だったのなら映像上の光の具合とかではないのでしょう。 なんか化学物質をもやした訳でもないだろうし…

訂正 理趣分伝授費用

費用は経本は別にして伝授料10000円です。本尊曼荼羅は15000円(開眼済み) 経本も頒布しますが経本がすでにある人は持参のこと。 午前9時集合 作務の後に伝授します。遅参は不可。 これは修行ですから交通事故の影響や交通網側の遅れ以外は一分遅れても不可で…

「ただ生きて死ぬだけ。人生に意味はない」

news.yahoo.co.jp 自信をもって生きるにはどうすればいいか。元結不動密蔵院の名取芳彦住職は「特定の神を設定しない仏教は、人生に『決まった意味なんかない。それはあなた自身が作っていくのだ』としている。人は『自分がここにいる意味』を問うことで、使…

人並みの幸せとは?

ある祈願寺の住職と話した。 むかし、ある行者さんから「この道に入ったら、まあ人並みの幸せは考えないほうはよい」という話を聞いたそうだ。 まあ、わたしも冗談半分で「この道は冥府魔道の道」というが、その心はあながち冗談ではない。 ここでいう「人並…

医者は病気しないか

ある行者さんが家族の祈願がうまくいかないで悩んでいたという話を聞いた。 身内のことすら叶わないのに…と思うのかもしれない。 私が思うに「医者は病気しないか?」ということだと思う。 人を治療する医師も本人は生身のただのひとでしょう。病気も怪我も…

行は楽でなくて当たり前だと思えば・・・

行のうちでもきついのが礼拝行。比叡山では三日で3000遍 籠山比丘一日3000遍。 堂内での行だが大峰登拝にも近い感じがする。 私は大井の大福生寺で二回、御山で一回、三回やったが何べんやってもきついです。 大福生寺では得度するものには皆課した。 在家の…

やればやるほどよいわけじゃない

写経10枚というと100枚書写する。念誦10万遍といえば30編やる。 1週間でやれと言えば三日でやる。 一見、良いようだがこういう人間は行を「勘ちがい」している。 やればやるほどいいと思うのだろうが、10枚なら10枚、十万遍なら十万遍なのだ。 こういう人は…

行者と守護者のおはなし

行者とし生きていくには見えない守護者の存在が必須だと思う。 指導霊と言ってもいい。 それは本尊とは別な存在。 仏菩薩や不動明王そのものではない。 実類の心霊だ。 多くは本尊と自分をつなぐ眷属。まあ、見えない世界のコンビだ。 でも前世は行者だった…

信仰の果ては得度と限らない

この間、存じ上げない方から得度について聞かれました。 別にうちで得度したいわけではないらしいので得度一般のお話。 そこで、まず信仰の先に必ず得度があるわけではない。 得度しないでも在家の信仰は信仰。 それでなにも悪くはないと申し上げた。 僧侶に…

バカと魚は口を開けたまま死ぬ。

最近、うちの講員さんでつまらない憶測で書き込みして、私の同門に叱られたものがおります。 本人からきつく叱られたと今日はじめて聞きました。 いい年をして実に恥ずかしい話だ。 私も顔に泥を塗られた思いですが、叱ってくれたことに深く感謝の想いです。…