金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

仏道修行

当院では在家中心に可能な仏道修行を指導しています

小僧修行の勘違い

寺での専門的修行を学校に行くように思っている人がいるがそうではない。 手取り足取り勉強がおくれる人がないよう。 それが第一なのが学校だが、そういう風では全然ない。 むしろ進学塾のようにできる人間、出来ない人間によって差が大きくある。扱いもそれ…

精霊供養に挑む 2

精霊供養の修行者二人目は民間陰陽師の家系の人の報告 この人はカビにつてい云々していますが、精霊供養は失敗しますとおそなえのご飯はほとんどカビないでカチカチに硬くなります。 「お疲れ様です 精霊供養の画像を送ります水を黒とすれば1枚目の青黒いカ…

お弟子たちの大山修行

秋の葛城入峰を控え、お弟子さんたちを藤川先達に先導して頂き、相模の霊山・大山登拝に連れて行ってもらいました。 大山阿夫利神社です。大変霊威は強いお宮です。 ここまではケーブルでも来られます。 ここからがエライ!阿夫利神社からいきなり急な登りで…

精霊供養に挑む

この方は西陣聖天様の御信者です。うちには修行目的で見えた方。 私はすでにある聖天信仰に限らず諸尊信仰は原則捨てていただくことはしません。 其の侭お続けいただけばよい。 この方は顕教コース(とはいえ完全に顕教だけでは天台流ではない 随所に密教作法…

化他行即自行

修行にはいろいろ段階がある。ロクに基礎の修行も終わっていないのに勝手にご祈祷とかする者は問題外だが・・・ それらが一通り終わっても「まだまだ練習中ですから、ご祈祷はできません」というようなものは、おそらく永遠に祈祷はできない。 祈祷自体がど…

五帝龍王の話

昨日、地鎮祭の記事を書いたらうちもするのだけど、五大明王供は知らない。 どうすれば・・・というお寺様の質問がうちの弟子にあったそうです。 別に五大明王じゃないとダメとかではない。 極論すれば何の御仏でも祈ってご加護が無いわけはない。 何如なる…

精霊供養の夢

授けた弟子がいまひとつよくわからないというのでもう一度教えることに・・・ 顕教コース・理趣分1000回の満行者に授けるのですがやはり密教の加行やっていないとこれはちょっとばかり難しいかな。 少し考えないと・・・ 授けるや湿疹が出たり家でも問題…

往生要集に見る天台の念仏

日本の本格的浄土思想は源信僧都の「往生要集」にはじまるといいます。 元三慈慧大師のお弟子で大師尊像で両童子の一人であらわされる慧心流の祖が源信さん。 もう一人は檀那流の覚運さん。ともに慈慧大師のお弟子。 ですが源信僧都の考えは専修念仏ではない…

最後の加行者のための「両界曼荼羅」

金胎修行用の曼陀羅 金剛界は成身會の八十一尊曼荼羅(山門流で使用します)でどちらも、昔、京都の妙法院様で求めたもの。 このたび奥から引っ張り出して新たに表具しました。 紙本印刷ですがどちらも細かい。流通している現代のものとは段違いです。 金剛界…

祈願のなかの投影

最近気づいたこと。 祈願の中での投影。 人の問題に自分お問題を重ね合わせて力んだりすること。 たとえば自分が手を焼いている問題に遭遇すると他人事でも力が入る。 同情的でいいようだけど、それは時々本尊に先行して突っ走る。 なんとしても解決してあげ…

即身なれば・・・

祈祷というと願主の祈願を一心不乱に神や仏に祈るイメージだが・・・ 風狐さんは「それは違うぞ」という。 「神仏に願いを押し付けて念を込めて哀願するは甚だ稚拙だ。 そのとき何が必要かは本尊が知っておる。 口から出ずる真言に任せよ。 これは何の呪を唱…

行しないといけない人はいると思う

この人は行しないといけない人というのはある。 別に行者の素質があるとかじゃないけど、今世行をしとかないとダメじゃないかなと思う人。 別に行したらエラい者になるとか、僧侶として出世するとかでなくて ただ、今回しとかないと今度は来世はどうなるかな…

前世でもしている?

私の師匠は密教する人で祈祷までやりこむ人は前世で一もう修行しているんだと言っていた。 そうでないと一代で化他行まではなかなかできないものだと。 たしかに密教を教えたら「これは前世で一回はしているかも?」という人はいる。 他のことはそうでもない…

回向の大事

何のためにお経や真言を読んだのか。普通は回向文で 「願わくはこの功徳を以てあまねくいっさいに及ぼし、われらと衆生と皆ともに 仏道を成ぜんことを」と結ぶ。 これを言っておくことは重要だ。 これだけでもいいのだが・・ あるいは特に祈願があるならこの…

歴史を学ばねばダメ

住み込み弟子が歴史に関心がないのでこれではダメだと叱っている。 言語に堪能でなく歴史に関心無くしてリーダー性のある人は私は知らないからだ。 リーダーにならないならうちは住み込みの弟子は要らない。 別に手伝いをしてもらって楽だからと、ありもしな…

精霊供養 3

精霊供養はクリアリング、因縁の一掃返しと言いましたが楽なものではない。 すでに授けて日ならずして身体に不調が来る。怪奇現象がある。その他妙なことが続々出でてきます。もう準備しだしたら餓鬼や魑魅魍魎が集まり出すのです。 失敗は許されません。怖…

法の器

仏教における祈祷で効験があるのは法の力です。 法の力は人の力ではない。 超能力や霊能力とはまた違うものです。 では法を行えばだれでも効験があるのか。 そう簡単ではない。 法には法というものを盛る器がなくてはいけない。 それが修行者の器量であると…

何も学ばない考え方

それはいけないと注意されると相手が怒っているのだと思う。 そこで、怒ってはいるわけじゃないというので機嫌良く接すると、今度はそのメッセージが否定される。 それで注意されたことも済んだことと考える脳みその人。 これでは何も学ばない。 同じこと似…

精霊供養はクリアリング 2

「精霊供養はクリアリングというと全ての業が浄まるの?」という質問が。 全ての業が浄まるということはありえません。 そう言う方法はあり得ない。 人は生きていれば日々業を作り続けていく。 生きているというのはそういうことですから。 ここでいうのはそ…

精霊供養はクリアリング

今日は精霊供養の伝授。 師匠からうけつぐ当流の秘伝。七日間行うかなり手の込んだ供養法です。 因縁のクリアリングとして当院の密教行者は必ずします。 行者のえがくイメージがそのままが精霊に作用する。 そこまでには相応のトレーニングが勿論必要です。 …

謙虚さこそ

今日。車の中でどんな人が「行者」つまり拝むことで生きていく人に向くのかという話。 そういう行者の資質の話。 物知り、如才ない、仏教に詳しい。 素質とは考えない。 しばしば、そこを取り違えるとお経が達者に読める。仏教用語に堪能などということを資…

仏に恋する?その2

恋をするにも相手の家柄やお金みたいなもので相手を選んでいたら、それは純粋なものではないでしょう。 仏さんも同じです。 拝んだら絶対ご利益くれるの?とか、どんないいことある?とか、ほんとに助けてくれるの?とかいの一番にそんなこといっているのは…

仏に恋する?

なんかの仏さんが好きで好きでどうにもならない。 時間とともに落ち着いては来るがその仏様のことを想わない日はない。 いっつもこころに思っている。 病気みたいに思っている。なんでこんなに思うのか自分でももうわけわかんない。 どうしたらより近づける…

自分でする宝篋印陀羅尼の書写と宝塔供養

宝篋印陀羅尼を供養したいという御希望を聞きますが、わざわざ当院の講員にならなくても、それはご自分で書写していただければいいのです。 どんなに下手でも梵字を知らなくても見様、見真似でいいのです。見た目きれいな印刷物よりはるかにありがたいです。…

なんの真言でも本尊に祈って良い

祈願しているお寺様から「本尊には本尊の真言。余尊には余尊の真言をあげるべきでしょうか」という質問。 この質問はどういうことかというと不動明王が本尊でご祈祷しているときも薬師如来のご真言はあくまで薬師如来のご尊像に向かってあげるのが正しいか?…

自分で宝篋印塔を祀るのはどうか?

宝篋印塔の供養をしたいのでご自分で書写し、自作の塔に祀り、舎利石などを入れてはどうかとのご質問がありましたが、形はそれでよくても開眼しないものは無意味だと考えます。 こういうことは指導が要ります。 そのための講員制度です。 したがって外部の方…

叱られない不幸

最近は少しでも市から得たらパワハラだとか言って騒ぐ。 寺に修行に来た僧侶でもそうらしい。 不幸なことだ。 かくして誰も叱らない。 怒るのと叱るのは違う。 教育というものは基本的に怒ってはなりたたないが叱ることは必要だ。 誰もイヤなことを強いられ…

懺悔文

仏法は懺悔から始まります。 その罪の多くは認識していない過去世の罪です。 故に懺悔文に 「われ、昔作るところの諸悪業は皆無始の貪瞋痴による もろもろの身口意によって生じるところ 一切皆懺悔す」とある。 つまり、無条件に過去世の業を認めるところか…

准胝独部法100万遍 霊異なき功徳を見る

「羽田先生 いつも有難う御座います。 本日、先生に教わったジュンテイ独部法を100万座達成できましたことを お知らせします。 なんだか嬉しかったのでメールしてしまいました。 特に不思議なことは起こりませんでしたが、家族みんな息災に過ごせているこ…

「非情の慈悲」

「加持祈祷するなら非情の慈悲が大事」ということにしています。 「非情の慈悲」というのは誰かのための慈悲じゃない。 全体のバランスを考えた慈悲。 こっちを立てればあっちは立たぬというそういう慈悲では可笑しい。 独りの人の話だけずっと聞いていくと…