神道系の修行をする人はお参りが大事だ。
その神の鎮まる霊地をめぐる。
沖縄の御嶽巡りもおなじ。
なかには「どこそこにお参りしろ」という霊的な啓示を受けて方々にまいる人がいるが、そこにいっても必ずしも大きな変化があるわけではない。だが内面的には培われていくものはあると思う。
占い師など特に宗教的行法をするわけでが霊的にたかめたい人にはこちらがお勧めだ。
よく占いなどする人で護摩のような密教行法をやりたいなどと思う人もあるが結果的に大変な遠回りだ。
それなら「まほろば」に行って充電すればよい。
悪いものも落ちる。
一番いいのは自分の身にあった聖地「まほろば」を知っていることだ。
かたや仏教の修行は場所を動かさず、「籠り」という言葉に代表されるように行法を行う。
修行を行うことに重きがある。
どこかに行くことは必ずしも必要ではない。
行くとすれば修をするのに適した環境で指導者のいるところだ。
中心は行法である。
その中間にあるのが修験道だ。
これは霊山信仰だから山に行くことに重きがある。
霊山への信仰のない修験道はあり得ない。
だが、そこではやることがある。
読経や護摩焚きなどの行法も行われる。何よりも山に入り登るという修行は欠かせない。
宗教的目的は別として自分を霊的に浄化させる修行というレベルにどれがいいも悪いもない。
自分にあったものをすればいいだろう。
勿論併用してもいいが主軸は決めておくことだ。