金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

2014-01-01から1年間の記事一覧

護摩の日にち訂正

護摩の日程は1月19日月曜日でしたが18日日曜日に変更します。

観音さまの祈り

観音さまは私に必要な心を知っています。 観音さまは私に必要な言葉を知っています 観音さまは私に必要な行動を知っています 南無観世音菩薩 ありがとうございます。 というお祈りを「あなたを幸せにみちびく観音様」でご紹介いたしました。 読んでいただい…

荏柄天神様

今日は鎌倉国宝館でやっている天神様の展覧会に行きました。昔、大学受験の時お世話になった荏柄天神さまの御神像がおいででした。 始めてそのお姿におめもじしましたが、その昔、お参りしたら脇の下がカーットあつくなってきた思い出があります。 私はこの…

聖天様と観音様

当院には大きく分けて聖天信仰、観音さま信仰の二種類の信仰があります。 全く別々な信仰と思われている方もあるかもしれませんが実はそうではありません。 密教における聖天様は十一面様の御化身だからです。聖天様と云いますと秘仏であることが前提ですか…

新年の予定

1月2日㈮ 午後1時から 歓喜天報恩大祭 1月19日㈪ 午後1時から 飯縄様お護摩 瞑想 懇談会

深沙大将

深沙大将は深沙大王ともいいますが、西遊記の沙悟浄のモデルだと言われている仏法守護神です。 一般にはあまり知られていない天尊ですが、なぜか私はこの神様がとても好きです。西遊記ならぬ玄奘三蔵の「大唐西域記」には観音を念じて助けを請う三蔵を導いた…

聖天様の夢

先月は本山の大法要で22日まで滋賀県まで往ったり来たりであわただしく、それが終わってからも月末から12月朔日と地方の信徒さんの新装開店の御祈祷に行って来ました。 この信徒さんは毎月、熱心に聖天様の御祈祷を受けている方ですが、二年ほど前の暮れのこ…

無我相

そんなに熱心に打ち込んできたわけではないのですが長年、金剛禅と云うのをしています。これは濱地天松居士という在家の禅者が宣揚したものです。 ずぼらにやってはいても長年やっているせいか妙味があります。 これをしていますと空と云うことがストンと腑…

三井寺結縁灌頂をおわって

昨日東京支所三か寺の計22人で三井寺の結縁灌頂に臨み、全員が無事入壇しました。 中にはどうしても参加が無理そうだったのに奇跡的に仕事がかたずいたので来られましたという参加者の不思議なお話もありました。 三井寺の結縁灌頂は胎蔵界九尊のいずれか…

12月の予定

感謝祭 12月 7日㈰ 13時から法華懺法講厳修 信徒様各位に御札が出ます 12月18日㈭ 11時 飯縄明神月例護摩 法話 懇親会 12月20日㈯ 9時 大掃除 15時直会

11月の護摩

この11月からお護摩は飯縄本地護摩供(不動護摩)ではなく飯縄様そのものの護摩になります。皆様のお参りを待ちしています。

破門殺の本について

最近、「破門殺」の旧本(東洋書院)がアマゾンや紀伊国屋で「新本」で売られていますが、これは会社さんの説明では前の戻りだそうです。つまり本屋の返品ものだそうですが、学研さんで出す際に東洋書院さんで当時もう絶版と云っていたのですが、今になって…

11月の火伏大祭の日程変更

火伏大祭は一日から三日に変更になりました。

11月の予定

10月18日 土曜日 月例 護摩 11時より 11月1日土曜日13時より 飯縄大明神火伏祭 こちらは奥の院ご本尊でもある飯縄大明神の護摩大祭です。 火伏 盗難除けの御札が出ます。 御志納は火伏3000円 盗難3000円 1セット5000円 参詣の方には護摩の…

10月の予定

金翅鳥院 毘沙門天八方祈願大祭 当院では毘沙門様は十一面様の右脇侍にあたり、我々の生活や人間関係、経済を助けるありがたき尊天であります。 「毘沙門天王功徳経」によると願により各々異なった方位に向かって祈願すればそれが定んで成就するとあります。…

荒神経の話 7

荒神経の話自体は前回で終わりましたが、ここに三毒神のお話をしておかねばなりません。荒神経に出てくる天女が実は弁天様である御話はしました。そこで三毒神の詳しいお話を理解するには我々は弁天様の御経にたずねないといけません。 弁天様の御経で三毒神…

荒神経の話 6

「本誓をうたがわざれば、早く万悪を払わん。我、方便にこの身を顕現す。一切衆生を哀愍教化せん。」 本誓を疑うというのは荒神様の教化を信じろということです。では、その本誓を信じるとはどういうことを言うのでしょう。 それは自分の体験する良いことも…

荒神経の話 5

自分は大切だと思いながらそれができないのは我々には「元品の無明」というものがあるからです。これこそが根本煩悩です。この元品の無明が姿となったのが実は恐ろしい荒神様のお姿なのです。荒神が怒っているのは元品の無明を我々が了知できない為でありま…

荒神経の話 4

「もし衆生あって福徳を欲する者もしくは衆人に愛敬せられんと欲する者もしくは仏子あって堂塔を造立せんと欲する者、一切の所望を決定せんと欲する者、四百四病を消滅せんと欲する者はまず我に帰依し當に供養すべし。 我がこころ荒立つときは人のために軽慢…

尊星王流を学ぶ

尊星王流は尊星王流本部で学ぶことができます。 亦各地に本部講師もおります。 初伝まではどなたでも学べます。個人教授もします。 ※中伝以降は門人会に入会した方が対象です。 対象は僧籍のある方です。在家の方も入会できますが 密教の伝授の一環ですので…

荒神経の話 3

さて仏前に出現したこの天女は何ものでしょう。御経では誰とも最後まで言わないのですが、実は弁天様なのです。その話はまずおいて天女は言います。 「その時天女重ねて仏に申してもうさく。我念ず、過去無量数劫に仏あって世に出たまう。名を空王如来という…

荒神経の話 2

前回お話した通り「光明心殿」という我々の心の宮殿に智慧の仏である文殊さまと修行者たちが詰めて仏様の説法をお聞きするところから荒神経は始まります。 「その時仏、入定して三昧は心身不動なり。この時、天より宝蓮華を降りて仏の上に散じ、および衆会…

理趣分霊験の秘密

理趣分経は大変霊験のあるお経であると言いましたがそれは何故でしょう。 第一にこの経は大般若経六百巻中の白眉ともいうべき読経です。そして、その内容はほとんど密教思想と云ってもよい深遠な真理を説く御経であること。つまり経自体にそうした神秘の力が…

大般若理趣分の真読について

当院では聖天さまの浴油供を除くと毎日のほとんどの御祈祷を占めているのが「大般若理趣分」の読誦です。これはもっとも大部の御経である大般若経六百巻のうち、第五百七十八巻にあたります。 よく真言宗でよく読む「理趣経」と勘違いされますが「理趣分」は…

尊星王流のできること

尊星王流宿曜道でできること ☆基本的運勢を知る (看命)といいます。生年月日からその方の基本的な業(カルマ)をみていきます。カルマには悪いものばかりでなく良いものもあります。前世から持ってきたその人の運の「構造」を見るわけです。ただしこの「構…

荒神経の話1

荒神様は当院ではお正月に御台所に祀る神様としてご紹介していますが、もう一つの顔は聖天様の化身、弁才天の忿怒のすがたともいいます。 特に聖天様と荒神様は縁が深く、関西では生駒の聖天様をお参りする方の多くは兵庫の清荒神様と峰続きの信貴山の毘沙門…

九月の日程

9月の日程 9月7日㈰ 午後一時 月例祭 法話とお札授与 今回は特殊行事はありません。 一度参加してみたい方はご連絡を願います。 9月18日㈭ 午前11時 飯縄本地護摩供 茶話会と瞑想 どなたでも参加できます。希望者はご連絡ください。

ご案内

尊星王流宿曜道のごあんない 尊星王流宿曜道は従来の宿曜経占術の枠を超え、命理、行運、相性、方位、家相など多岐分野にわたって判断できる便利で画期的な密教占星術です。当院では皆様の運勢判断にこちらを用いています。 当院以外に尊星王流の判断をして…

授戒について

信徒講は当院に信を運ぶ在家の皆さまの集まりです。 www.secure-cloud.jp 次に信徒講は授戒を受けた信徒さんよりなる講です。 講員になるには当院を訪れ授戒を受ける必要があります。 授戒にはいろいろありますが当院では在家の五戒並びに三昧耶戒真言をお授…

当院の神仏

●十一面観音 十一面観音は当院の本尊です。変化観音の一つで六観音の中では阿修羅道を救う大光普照観音といわれます。戦国時代東国を中心に多くの造像がなされたようです。これは武将や豪族たちがやまない戦乱に生きる自らを阿修羅道の苦にあげく存在と感じ…