金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

聖天信仰

失敗しない聖天信仰についての秘訣集

尊天の利益と人生の花 その2

尊天の利益を受けて人生の花を咲かせてみたい。 そう思うならどうしたらいいだろうか? まず、花を咲かせるには、現実の植物同様に丹精だ。 これと決めた道での絶え間ない努力精進。 殊に密教ではお花には「六波羅蜜」の内「忍辱波羅蜜」と言って風雪に耐え…

尊天の利益と人生の花

わが師の浴油のお師匠様は即真周湛お座主だったと聞く。 天部の行法はただ、知っているのみならず実際修している方から伝法を受けるのが良いとされる。 さいわい即真座主はこれを修しておられた。 それで東京の聖天さまのお寺に行くならと聖天供を御伝法下さ…

聖天話 「大根」のおさがり

西陣聖天の谷田師といっしょに山崎の聖天様にお参りさせていただきました。 その後、西陣聖天様で霊によって聖天様話。 「大根どうしてます?」という話題。 聖天様の三大供物はお酒、歓喜団そして大根です。 このうち歓喜団は日持ちするし、珍しいので信徒…

天尊は知っている。

人の口は便利なもので自分の事情しか語らない。 恥ずかしいことだが私もたぶん同じようなものだろう。 だから事情を聴いても人は自分びいきで話するから本当の本当はわからず祈願に臨むこともある。 そんなことで昔は懐疑的に思いながら祈祷することもあった…

聖天尊をなめてはいけない

私の師匠の寺で「道切」をたくさん頼んでいた女性。 道切というのは悪人や怨敵が来ないお札。 ところが当の本人が詐欺だった。 警察や債権者が来ないよう祈っていたらしい。 結局、逮捕された。 お金を払えば、なにをしてもどこまでも味方というのは人間、そ…

慢心の21世紀

天尊の原型はインドのガネーシャ神であることは知られています。 インドの伝統的な教えでは今はカリユガという暗黒時代。 ガネーシャはドゥームラケートゥという神になってアピマーナ―阿修羅という悪神を殺すのだそうです。 この悪魔は慢心の象徴であるとい…

聖天様のバカンス

皆人間は夏休み、冬休み、ゴールデンウイークなどにバカンスに行くが、聖天様にもそれは必要だ。 年に一回くらいの浴油をするととてもお喜びになる。 聖天様の祈願寺ならそれは日常茶飯事だが、大きいお寺でも日ごろ聖天様を拝んでいないところは年に一回く…

聖天様は誠の気持ちは忘れない

わが師は「聖天さんはお舅さんと思え」と言われた。 神様であるから、そこを忘れて気やすく扱えると思えば手痛い目に合う。 多少の派手なご利益があった程度で「自分と聖天さんはツーカーだ」というような、舐めた戯言を言えば必ず天罰を下し戒める。 かとい…

聖天様は株主

それは志を立てること。 聖天様に最も相応な祈願はそれである。 ただの金もうけなど聖天さまにしてみれば興味はない。 どこまででいってもそういうとこから一歩も出ない人は 「なんだ、こ奴、つまらぬ奴だな」と言って聖天様は興味を失う。 そうなれば尊天も…

拝んで顔を良くする祈祷?

昔、顔がまずいので恋人ができないという男性が来た。 相談者「僕、顔まずいんで彼女できないんです。拝んだらできますか?」 私「さあ・・・わかりませんけど、たとえ、できても続かないでしょう」 相談者「なぜですか?何かに呪われているんでしょうか?」…

我ただ足るを知る

「我ただ足るを知る」という言葉があります。これは欲しがらないで我慢の意味にとられますが、本当にこのことがわかるにはまず足らないといけない。 足りるまでは聖天さまは面倒見てくださる。だがそこから先は違う。企業でもシェア独占で儲けるだけとことん…

聖天信仰の行きつく先

私の師匠は現世利益追求の聖天信仰の先には観音信仰がでてこなくてはいけないといっていた。 自利から利他の菩薩行へのシフトがなくてはいけない。 昔は聖天信仰で大願成就した大事業家や一流人などは邸内に観音堂を建てた。 聖天堂ではなく、本地の十一面堂…

浴油の温度

古来浴油の温度は人肌くらいという。 ですが、私は高めにしています。 わが師匠の浴油は一回も拝見したことがないのですが、時に内陣から天ぷらでもあげているのかというような油のはぜる音がしたのを憶えています。 余り温度を上げたら熱くて尊像が持てない…

清浄歓喜団 持寶庵さんのブログ

jihouan18.hatenablog.com

細かい設定は任せて

聖天様には志を祈る。 事業家として立ちたい。 音楽家として立ちたい。 シェフになりたい。 政治の道に行きたい。 宗教家として立ちたい。 そういう大きなことを祈るべきだと思っています。 そうすればそういう方向に始動しだす。 だけどそれに付随してあま…

聖天浴油 油の温度

今日の伝授で油の温度が大事と聞きますが何度くらいで、どうやって測るかと聞かれました。 大概は多羅のふちや側面を触ったりして察せよというけど…要は体で憶えてもらいたいというのが本当でしょう。 感応道交してくれば触ることをしなくても自然と暑すぎれ…

選択肢の話

東大に落ちたので絶望して人を殺して死のうとした人がいた。 身勝手な悪人という以前に愚かな人だ。哀れな人だ。 こんな考えの人が東大に入ったにしても何ほどのこともあるまい。 私など大学に行けたことだけでも有難いと思っており、到底その心境はわからな…

花水供の謎

明日は聖天浴油供の伝授です。 長年聖天様の花水供をしてきた方に授けられるのは聖天を祈るものとしておおきな喜びです。 この花水供というものですが実際は皆「如法供」をそう呼んでいることが多い。 先日伊矢野師とお話して「聖天略念誦作法」ってこれが実…

聖天様を数に入れる

私の師匠が良く信者さんにいっていたことに聖天信仰したら「聖天様を数に入れる」ということ。 家族の数に入れる。 おいしそうなものなら人数+一つ買う。 よそに遊びにいったら聖天様に少しでいいからお土産を買う。 そうやって家族の数に入れることで諸天…

聖天さまを拝む定め

ある有名な聖天さまのお寺が競売に出ているらしい。 きっかけはご住職が寺に養護老人施設を作ろうとして失敗したらしい。残念だ。 養護老人施設をつくることは決して悪いことじゃない。 悪いどころか、老人が多くなってきている世の中のために実に素晴らしい…

進歩のない信仰

聖天さまは気前がいい。 最初は「俺の利益はこんなものだ!」とドドンとご利益くれる。 だからそのたびに甘えて祈る。 だけど、どこまで行っても志のない祈り。 単純な自分の欲願だけしか追及しないなら…聖天様の目の色は暗く恐ろしい色に変わる。 祈願の大…

志なき願いは大願に非ず

昨日に引き続き京都に残り、あるお寺様で不動尊花水供の御伝授をさせていただいた。 阿闍梨さんではあるが初心のお坊様でしたので、少し聖天さまの話をさせていただいた。 「あなたはどういう風になりたいですか?」 「チャンと神仏を拝めるようになりたいで…

プレゼント

大きな聖天様を浴油した。 大変喜んでくださった。 思うにこの聖天さまをお祀りしている人は私とはまた違った運をつかむだろう。 人には伸ばせる運とそうでない運がある。 伸び悩む運を何とかしたいと思うのが人情だが、多くの場合は徒労だ。 ある意味、聖天…

浮気にうるさい神様

聖天様は難しい神様と言われますがどういうことですかと問われる。 難しさは色々ある。 例えば聖天様と全く同じことを別な神社仏閣で祈ったりするとやはり面白くないという風です。 「じゃあそっちに任せたらいだろう」という具合にへそを曲げることもある。…

野良猫にもご利益 聖天真言日課100辺の功徳

大森先生が聖天様の真言100篇毎日唱えてみたらいいという話を書いて、それで実行した人がいます。 猫好きのお坊さなで、個人レベルで猫の保護活動をしている。 野良ちゃんの去勢したり飼い主見つけたり・・・ でもなかなかうまくいかない。 地域にかわいそう…

若い方にこそ信仰してもらいたい聖天様

私の人生最大の幸せは若いうち学生時代に聖天様に出会えたこと。 その聖天様を通じて白戸師匠と出会えたこと その白戸師匠の縁で密教を学び、三井寺では前の英明長吏様とご縁ができたこと。 すべての原点に聖天様がおわします。 私のつたない体験から申せば…

聖天様 留守のあいだは・・・

お忙しいお仕事の方から聖天さまのお給仕がその間できないけどどうすればいいか?という質問がありました。 まじめな方ですね。 「出かけてまいります。留守をよろしくお願いします。」といっていけばいいのです。 実際モノを召しあがるわけではないですから…

双身歓喜天が最勝なのは

聖天像の中で祈って最勝と言われるのが双身像。 だから日本に現存する聖天像は源流のガネーシャと違いほとんど双身天だ。 これは仏教の世界でうまれたものだろう。 今のインドに双身天の遺作はないようだ。 人と人が和合するには自我が抑えられねば和合には…

聖天様のチョイス

毎度のことですが聖天浴油が始まると…どこからともなくお菓子が山のように来る。 実に不思議。 勿論、こちらでもお菓子は用意があるけど送っていただいたものは実は聖天様がチョイスしたものと思ってそっちを優先してあげています。 だからいつも手持ちのお…

常随魔

聖天様の眷属はビナヤキャ。常随魔と言われるビナヤキャ。 人について回るから常随魔というけど・・・ いかなる祈願に応じるのも常随魔の意味だと思うのです。 悪い祈願でも応じるので常随魔。 でも常随魔は取引で菩薩行するために助けてくれるのではない。 …