上願寺の聖天様。
羯磨形の大きな聖天様で私が浴油した中では最大級。
数年前どういうわけか聖天様の祈願をすべく1000座の華水供修行を始めだした。
白戸先生以来、一門の聖天行者は葬式はできないという定めになっている。
自分の信者は例外的に師匠も葬儀をすることはあったが極めて少なかった。
当初、藤川住職も葬儀やめてしまって本当に大丈夫かと気をもんでいたが、そこは聖天様だ。
いまはもう前にもまして寺は栄えているらしい。
住職はこの前は葛城山に登拝。今度は石鎚に行くという。
なかなか修験修行に余念がなく験力を練っている。
聖天信仰を新しく始める人にはお勧めするお寺だ。
拙寺のような講員制度ではないです。
ただしズブズブではないので筋の通らぬ祈願は拒否することは同じ。
目下、聖天浴油する寺は四ヶ寺、毘沙門天浴油する寺は一ヶ寺。
これで当院の傘下で葬式のできる寺は絶無となった。