金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

聖天信仰46年続けて思うこと

21歳から聖天信仰はじめてあしかけ46年になります。

今振り返って思うことは

 

聖天さまとの出会いは宿世の縁と思い大事にすべきこと。

嵐の日もある。晴れの日もある。運気は天気と同じ。聖天様を信仰しても不自由、難儀は世の常と思うこと。

聖天信者は天尊とともに人生を最後まで歩む心で行くこと。

合掌の心を大切にすべきこと。

本地である観音の信仰をベースにすべきこと。

だと思います。

 

人生は山も有り川もある。

だからいいことばかりない。

そんな中にも信仰を捨てず歩いていくことから人生を見る目もだんだん培われます。

聖天様は倶生神、あなたと共に生きてゆく。

聖天様を利用しようと思う人は聖天信者ではない。

聖天尊の背後にはマンダラ世界がある。みなつながっている。

願いをかなえたいばかりにあちらの神様こちらの神様と思うのは愚かなこと

その心で何も得られるものはないと思う。