まあ、お茶でものみながら
人はみな、川の流れの中の魚。 自由に泳いでいるようで川の流れに流され、みちびかれ、行きたい所へ行っているようでも限られた川の中で泳いでいるに過ぎない。 魚たちはこの川のどこかに安心にくらせる特別な淵があると思って探すが本当は皆同じ流れのうち…
家相札依頼の方の悩み。トイレが家の中心寄りにある。 これは家相上いたってよくないね。 だけど一体どうしたら・・・というのでなればこそ家相札貼ってくださいと申し上げた。 そのための家相札ですから。 トイレといえばよその烏枢瑟摩さんのお札があるけ…
自称霊能者の信徒がいいたいほうだい言ってのさばっている寺は例外なく滅ぶ。 むかしは奥さんが巫女でお告げとって亭主が山伏や祈祷師で拝むというケースはよくあった。 夫婦ならいいだろう。お互い遠慮しないで気心もわかるから。 だが住職が霊能無いので霊…
信仰は人それぞれだが、ダメな宗教というのは「予言宗教」だと思う。 しかも近未来を言ってこれこれこうだから入信しろというようなものは全てダメだ。 理由を簡単に言えば宗教は普遍的真理を説くものだろう。 そうでなければそれは宗教ではない。 時間的問…
過去と他人は変えられない。 NLPではそういう。 人は皆それぞれに違う。 違う価値観、違う思い。 一番重要なものはなにもかもみなそれぞれに違う。 違って当たり前。 その違いを悲しみ、怒ることは無意味だ。 他人は他人だもの。あなたじゃない。 恋愛中は両…
家康公遺訓 何か失敗したらこの言葉を想うとよい。 私はそう思っています。 常に勝つことばかりでは反省ということができない。 しまいに高い処から転落して致命傷となる。 家康自身も人生前半は思うに任せぬ負け続きだった。 本能寺の変で信長が討ち死にし…
あるご僧侶から行中のについて質問。 護摩やそのほかの行法をしていると不思議と気のせいか、時々すごく恐ろしいものがそばにいるように思うようなぞくっとする瞬間があるという。 これって一体なんででしょう?という質問。 これは修法するなら至って当たり…
一生懸命じたばたと生きているようだけど生かされてもいる。 その生かされているのをご縁という。 何も心配はいらぬ。 じたばたしなくてもよかろう。 じたばたしても無駄だから。 必死になって人生の意味を見つけることもいらない。 生かされているのだから…
会社の歯車みたいな生活は嫌だというという方はままある。 で独立するが・・・それでも社会の歯車であることは変わりない。 さらに、仕事辞めてしまっても宇宙や自然界の歯車であることは変わらない。 歯車があって全体が動く。 小さく見えて小さくない。 歯…
飯縄講って何か特別すべきことはありますか? あります。 それは飯縄様と生きることです。 形の上では一年に一回としのはじめにお守りを更新すればいいだけですが、それを飯縄様と思ってともに生きることです。 尚「五体加持」は非講員はしませんが準講員は…
色々仏像に感心深い人も多い。 仏像の姿や表情はあなたの欲しいものを引き出してくれる。 そのために見つめて祈る。 ああ、この仏像素晴らしい! という時、それは既にあなたの中にその「徳の種」はある。 だから素晴らしく感じるのだ。 それをひきだして育…
鷲の顔に翼、五体に蛇をまき、狐に乗る。空を行くもの。地を行くもの。 鳥、獣・なが虫(蛇)。山に住むすべての生き物の総体。 その姿で表現される飯縄様の教えは自然に生きよということ。 宇宙はあなたの居場所を確保しています。 あなたにはいるべきところ…
人は夜空の星を見て希望を抱く。夢を見る。 「幸せの星」「希望の星」ということばさえある。 だが大空を星以上に夜空のほとんどを埋め尽くしているのは漆黒の闇だ。 昼間のように明るければ星などみつけようもない。 同じように恵まれすぎている時に希望の…
いつの間に初冬を迎え、赤や黄色の木の葉もハラハラと落ち始めた。 日本の四季は仏教の無情観によくマッチするという。 季節の花や植物の葉はいつの間にか散る。比較的長く咲く花でも葉でもそうだ。 そう思えば新たに咲き来る花もある。 身の置き所も人の行…
人間なんらかの危機に遭遇して慌てるとなりふり構わなくなる。 恥ずかしながら愚かな私は人以上にそうなりがちなのは同じことだ。 まあ、それはそういう時はだれでもそうなりがちなのでしょうだが・・・そういうなりふり構ぬ自分を見ている自分は失わないよ…
news.yahoo.co.jp まさに深山の趣き。 吉野入りの大峰奥駆をした方なら皆知っている神社です。 ここは主宰神のクニトコタチ・アマテラスオオカミ・イザナギ・イザナミのほかに稲荷の祖神といわれる「三狐神」(みけつねがみ)を祀ります。 日本一社と思います
心力堅固守りの中身です、特別公開! 裏面は深沙大将様の真言 オンアフルアフルサラサラソワカ お守りひとつにつき一千遍念誦しております。 あなたの心の中にいつも深沙様が住んで、玄奘三蔵様のようにお励ましを頂けるように・・・ と 珍しい深沙様のお姿…
news.yahoo.co.jp こういう人間は治らないと思う。 虎を牢に入れたら懲りて人を噛まなくなるのか? 同じように思います。 無仏性の存在はない。 大乗仏教ではそういう。私もそう思っている。 ワニでも、毒蛇でも仏性はある。 だが彼らの仏性は概ね現れないで…
むかし高校生のころ、漫画家になろうと思っていた時期があって、「漫画家入門」という本が出て狂喜して買て読んだ。 そのなかで今でも心に残る非常に有益なことが書いてあった。 「漫画がうまくなりたければまず好きな先生の絵をそっくりまねて漫画一冊写せ…
news.yahoo.co.jp これは祈願の庭に同じことが言える。 講員さまには手抜かりなきよう偏りなきよう祈らなくてはならない。 祈りはどなたもおなじように・・・だ。 私の信者ではなく本尊の信者だからだ。 だが、だからこそ、もうこの人にはそうしたくないな・…
仏教って人間の本質をどう考えているの?性善説?性悪説?と聞かれることがありますが、思うにどちらでもない。 仏教には「人間の本質」という考えが存在しない。 全ての存在に本質はない。 実相という働きがあるだけだ。 何をもって本質というのか? あえて…
今日浴油ののち、聖天尊のご法楽をしていてきがついた。 仁王護国般若波羅蜜多経第七に「草木枯死」という一言がある・ インドではあまり取り上げられなかった草木も死ぬからには、生きている存在という認識の一言だ。 草木も衆生なれば成仏もまたしうる。 …
祈祷の目的は…つきつめれば生きる勇気をもらうことだと思う。 祈願の可否に関わらず、「神仏はある!」の想い。 その想いこそが生きる勇気となる。 それをつかめばしめたものだ。 これは理屈でどんなに上手に説明しても意味ない。 もっというなら理屈で説明…
news.yahoo.co.jp 仏教の究極の救いは悟りしかない。 お釈迦様の時代の原始仏教では呪術的なことは禁止されていました。 それでも最低限コブラを避ける呪文などはとなえられていたようです。 1世紀頃に大乗仏教が登場するようになると世間のさまざまな悩みを…
よく臨死体験した人が一面のお花畑とか見て帰る。 死後の世界は美しい。花が咲き乱れている。 そう語るが・・・だがこれは幻影だ。 阿弥陀経にも車輪のような水蓮が五色の光を放って咲きの甍(いらか)の楼閣に玉が敷き詰められた道。地上に絶えず散華がふりぞ…
性ダドクケノカミというらしいが・・・八坂神社にいる八将神とは別な神様。 名前からして恐ろしい存在だが謎という。 定めし荒ぶる神の類と思っていたら 霊狐さんにいわすと「ああ、あれな、ヤマタノオロチだ」と軽くいうが、歴史的にはどうなのだろうか・・…
飯縄さまは蛇、狐、鷲を修験道の本尊不動明王にかたどり、あるいは迦楼羅天のお姿となっている。 むかし、師匠が「あれは迦楼羅天だろう、よく見てごらん。おんなじだろう。」といわれた。 まあ、なるほどそうだと思ったのだが、実はこの姿は山における大自…
六道輪廻の間には ともなう人もなかりけり 独りうまれて独り死す 生死の道こそかなしけれ 私の好きな一遍上人の御歌 親子、兄弟と言い、夫婦と言ってもこの理に変わりはない。 この前「このまま独りで人生の最後を迎えるのはどうしても悲しすぎるんで…」とい…
冬の間は昆虫やカエルや亀、蛇などはじっとしている。 冬眠だ。 クマやヤマネなどもそうだ。 体力を奪われないようひたすらじっとしている。 人間にもそういう時期がある。 吹雪ふく中に出て行ってもなにもできない。 ナニクソというその思いはそこでは通用…
誰にでも直感がある。 それが大丈夫だといえば大丈夫。 自信とか確信とかいうものの正体はそれだ。 霊感ではないが、とはいえ全く別なものじゃないと思う。 ものごとの分析とか推論ではない。 あなたがしていることの結果は本当のあなたは知っている。 信仰…