金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

まあ、お茶でものみながら

仏教 日々の感想、出来事などつれづれに

お不動様の羂索は本当は網?

今日はお不動様の羂索は本当は投網のようなものだと教えていただいた。 縄ではないらしい。 束ねていると縄に見えるだけということかな。 昔、六本木の古美術商に行ったら不空羂索観音らしき古い江戸期のお像で網を持っているのがあり、羂索だろうに網?なん…

二つの生死

最近の仏教学者も僧侶も「六道輪廻」や「生まれ変わり」を鼻で笑うようだから研究すらしないだろうが 人の生き死には二通りある。 一つは普通の生き死に、これは人でなくても動物でも一緒。 「分断生死」 つまり転生の原動力がカルマである世界。 いわゆる業…

心の王国をおさめよ

お釈迦様はすべては人の心の問題と考えた。 家族や人の在り方などには言及しているが政治的なことは口にはしていない。 多くの王侯貴族が信者にいたがそこは同じだ。政治的なことはあれこれと指示していない。 彼がしたのは法を説いたこととサンガの運営 釈…

人を操る狡猾な人々

news.yahoo.co.jp 哀れっぽくお願いする。 不満を態度に現す。 傷ついたと相手に伝える。 これらはいずれも人心操縦のやり口です。 こう言う人に近づかぬこと。 そうやって人生を泳いできたんですね。 悪気がないどころか悪気を意識していないだけの幼稚で悪…

「人」を褒め、「行為」を𠮟る

釈尊の仏弟子への在り方を見てみると、褒める時は人物を褒めている。 そこは徹底している。 「舎利仏と目連は実にすばらしい!」などと言っている。 一方で阿那律は説法中に居眠りをしてそこ行為は叱られたが「阿那律はダメな奴だ」とは言っていない。「居眠…

打たれ強いものにこそ

昨日は久しぶりにボクシング観戦。 いつも思うけど打たれ強い人こそが強い人。 手数多く打つ者が強いとは限らない。 打っても打っても倒れない打たれ強い者こそが勝つのだ。 人生も同じだ。 打つものになるより打たれ強いものにこそなろう。

想い

ライバル○○さんに言いたい。あるいは私の大切な○○さんにこの想い伝えたいというのは世間の普通のことだが、昼夜そればかり思うのはいつのまにか自分を見失う入口だ。 失わないためには・・・・ それをしたらどうなるのか? その結末の結末まで考えてみたらい…

「今此三界 皆是我有」

「今此の三界は、皆是れ我が有なり」 法華経譬喩品第三に言う言葉。 これは釈尊のお言葉ですが、本当はだれでも同じ。 三界は環境。どこへ行ってもそのまま環境は私であり分けられない。 三界即我。我即三界 釈尊がおのが事のみを言われているように法華経を…

維摩経の教え

維摩経は、仏弟子で在俗でありながら仏道の奥義に達した「維摩吉」バールマキルティのお話。 彼はせ世間の長者ですが釈迦の直弟子の声聞衆も、コテンパンに言いまかされる豪のもの。 それが病を得た。 手ごわい論客の彼の病気見舞いに嫌がって誰も行きたがら…

四十九日

仏教は四十九日、神道では五十日。 亡くなった人とこの世と本当に縁が切れて去っていく。 本当のお別れは死ではなくここだ。 遠い旅に出る。 もう父母であって父母ではない世界に行く。 骨壺を墓所におさめるのはそのための心の区切りでもある。 別れたくな…

今、広げていきたいもの

もしも今、教会を新しくに立てようとするならどんな教会を立てますか? こんな質問があった。 そのモデルが実は田阪の「八大竜王大心教会」だと思って後押ししています。 田阪は八大龍王は観音様やお不動様よりなんかドライに感じるというけど、それはそうな…

あたらしい時代の仏道信仰

まったく前に進まないご利益が欲しいだけの餓鬼みたいな信仰もダメだが、哲学的にむずかしい事ばかり言ってアカデミックに飾り立ている自己満足の信仰も糞の役にも立たない。 両者は対極のようだがどちらも同じことは自分を変えていくという視点がない事。 …

毎日拝まないといけませんか?

今までは毎日拝難できたんですが毎日拝まないといけないですか?という人がいますが、それは「どうだろうとご自由に」と言っています。 でもね、拝むというのは譬えば知人に電話かけるようなものです。 日頃よく電話している人から電話がしばらく無いならど…

おそらく大元帥明王法なんかできません

news.yahoo.co.jp 藤原伊周、抑々「大元帥法」のような大法を勅許もなく行える状況なのか?が疑問。 実際行ったのでなく、事実であってもそう言う依頼をして断られたのだと思う。 法彬寺の僧侶だってバカじゃないからそんなの絶対にやらないでしょう。 それ…

それ迷信です

お金の心理ワークをしてほしいという話。 何かお金に関するブロックがあるの? そうじゃなく商売が下火だからという。 なんでも内面のこころの問題に置き換えて解決する考え。 程度問題ではありだと思うけど・・・世の中の景気が悪いとか、自分の運気が悪い…

「心配があるなら自分から」は当たり前のことです

最近「何故、そちらから全然、連絡くれないのですか?」などと言う人が末寺の信徒さんや祈願者さんにいるという話をほうぼうで聞きました。ヘ~多いのかもそういう人。 連絡すべき内容のことははしているのに、こちらから逐一「どうですか?」というのが欲し…

人生は春夏秋冬

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候死ぬ時節には死ぬがよく候これはこれ災難をのがるる妙法にて候 これは良寛さんのお言葉、 なんだよ。バカバカしいい。これって意味ないよね って思う人もいるかもしれませんが、良寛さんはまことの苦しみは災難以上に、…

感謝のわからない人

感謝のわからない人は人の痛みもまたわからないでしょう。 だから感謝のわからない人に真実、優しい人はいないと思います。 恥ずかしながら過去に長い間自分がそうだったからわかります。 普通が当たり前と思っていたらたぶんそうなるね。 本当は普通なんか…

虚無主義と諸行無常

諸行無常、諸法無我、これって虚無主義とどう違うか聞かれたことがある。 虚無主義は世の中の矛盾に対するすねた感じがある。世の中は不可解で無価値。 全てがムダだ。 でもこれは多分に感情の領域。言ってみれば欲求不満の極致だろう。 仏教はそこらとは違…

菜根譚の明言「小人には憎まれた方がマシ」

折に触れ「菜根譚」を読みます。これは仏教世間編とも言うべき書と思っています。 私が一冊だけ本を持参するなら断然これです。 今日の一句は「小人には好かれるより憎まれた方がましである。」というもの。 だれとでも仲良くとは私は思わない。付き合いづら…

信仰の目的

多くの人は目的をもって信仰する。家内安全、病気平癒、商売繁盛、などなどだ。 それも結構だ。 だが、本当の信仰の目的は「信仰そのもの」だ。 このことがわからないなら本当の意味は何もない。 仏教の信仰は偉大な神様がいるから崇めないとダメとかいうも…

あなたは何故それを言おうとしているのか

なにかを言わんとする時、なぜそれを言わんとしているのか? それ考えるためにワンステップおこう。 鬱憤晴らし。 認めてもらいたい? 好かれたい? 褒められたい? 助けてもらいたい? 言外にメッセージを込めて人は語る。 それを語ればどうなるというのか?…

よく知らないことほど

人はよく知らないことほどなめてかかる。 よく知っていれば慎重になるものだと思う。

竜王信仰の時代

私は今新たなる竜王信仰の時代の入口にあると思っている。 世間でこのところ出ている龍のスピリチュアルな本はほとんど願望達成に龍というものを役立てようという趣旨が多いように感じる。 イメージとしての龍や理想や夢の具象化としてのドラゴンもいいだろ…

敵はいて当たり前

男子外に出れば七人の敵ありという。 なにも男子でなくても女子でも何事かなさんとすれば敵は必ず現れる。 あいつさえいなくなればと思うが、なんらかの理由でいなくなったり死んだりしてもそれで終わるかというとそうはいかない。 必ずや新たな敵が現れる。…

信仰の理解 仏所護念の想い

昨日のゲシュタルトアプローチでいいっしょにワークしていただいた人。 講員さんなのだが・・・ このひととワークで語ったこと。 その内容はともかく、そのなかの流れで仏様についての話が出た。 「仏様は私を見ていてくれる」 この安心感があるという。「仏…

十一面のお話

当院のご本尊は十一面さまです。六月九日には大祭がございます。 十一面観音様は前三面が慈悲相、右三面が瞋怒相 左三面が牙をむく相 真後ろが暴悪大笑面 本面の頂に頂くのが仏面となっています。 この仏面は光明功徳仏と言って過去に観音様が仏だった時のお…

倶利伽羅龍王はインド版の権現信仰か

大部むかし、ある夫婦の信者さんの奥さんが日蓮宗の「七面大明神」を信仰していた。 ところがご主人は「そんなのは所詮、動物霊だろう」と嫌がっていた。 確かに七面明神の出現緒由来には身延における日蓮上人の説法の座で赤い蛇体を現し「私は七面山の龍で…

八大竜王は上界の龍王

田阪師が毎日八大龍王を拝んでいるが、八大龍王は今まで拝んできた方々と違い、なにか、ちょっとつかみどころがない感じがする。天候を操ると聞くが・・・ 雨や雲や霧のような存在だからですか・・? という質問を受けた。 それもむべなるかなと思う。まあ、…

藤原伊周と大和魂

大河ドラマに出てくる藤原道長の甥で摂政藤原道隆の子、藤原伊周、そこそこ切れ者で容姿端麗な人だったらしいが、それで父譲りにどうしても権力への執着から離れられずに親の七光りを失った後も、実弟と藤原道長の暗殺を企てたり、私的には修してはならぬ大…