金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

まあ、お茶でものみながら

仏教 日々の感想、出来事などつれづれに

世界の行く末の情報? そんなものどうでもいい

身近なことならまだしも「知っている?実はね、だれも知らないんだけど・・・」と国策や世界情勢の行く末について教えてくれる人がいる。 表向きは大体「へ~そうなんだ!なるほど・・・‼」と言っているが・・・どれ一つまともには聞いていない。 せいぜい機…

縁を大事にする。

縁というと自分と周囲をつなぐものと思うが、それは世間的な解釈だ。 仏教の言う縁とは実はそうではなく、自分というものも縁によってこそ存在しているのだ。 網の目は一つ取り出せない。 周囲の意図が交差してできていおるのが網の目だもの。 そういうもの…

何故それを言おうとしているのか?

全ての災いは口から出るという。 何事かを言わんとするとき、ワンステップおいて なぜ自分はそれを言おうとしているのか? いうとどういう結果になるだろうか? その結果を望むのか? これは常に考えて損はないことだ。 ただ、感情のうごきに任せてものをい…

今、ここにあるという「幸い」

有難いと思うことは其の人が成長したということだと思う。 最近は有難いと思うことがまま多い。 今、ここにあるという「幸い」 私なりにですが昔よりだいぶましな人になれたのかと思う。 若いうちは何がありがたいのだろう?と思う方が多かった。(笑)

恥ずかしいと思うこと

自分が恥ずかしく思える人たちと付き合うべきだ。 自分の方がまだましだというところには安住すべきでない。 恥いることは人間のありかたを変えてくれる。

仏像は買えても

仏様の誓願を調べて必要な尊を祀るという人もいますが、実際は縁ができないと本当には祀れない。 仏像は買えても仏自体は買えないものです。 昔の権力者は仏を高名な仏師に金に糸目なく彫らせ、高位の僧に開眼させましたが、果たして仏がそこに働いたかは別…

人間関係に悩んでいる人へ。カントの名言「動物に残酷な者は…」

news.yahoo.co.jp 「動物に残酷な者は人に対しても優しさがなくなる。動物をどう扱うかで人の心が分かるのだ」 故にお弟子さんには動物の世話を修行としてしていただいています。 修行者で動物に嫌われるようなものは徳においてかけているのだと考えてはずし…

修行と修養

仏道修行というと霊山に上り、経を読み、あるいは密教の行法をするというイメージが一般的ですが、心の修養はそういう行に打ち込まなくてもできます。 逆に厳しい行に明け暮れてもこころの修養が無ければ意味は薄い。 行というと踏ん張ることばかりですから…

辛かったら振り返ろう

辛かったら来た道を振り返ろう。 今までだって辛いことは沢山あったはず。 悲しいことだっていっぱい、いっぱいあった。 そうでしょう。 でもここまで来られた。 これからもあるかもしれないけどきっと歩んでいけるはず。 人生の酸いも甘いも味わってきた道…

されど人

宗教は人を救う者。それはそうだろう。 だが、日本では江戸時代までは「宗教」という言葉はきかない。 たぶんに「道」といった。 「仏道」「神道」「儒道」 「修験道」「陰陽道」 道はありかただ。 悩みは「道」から外れている状況というのが基本的スタンス…

「福沢心訓七則」

世の中で一番楽しく立派な事は 一生涯を貫く仕事を持つという事です世の中で一番みじめな事は 人間として教養のない事です世の中で一番さびしい事は する仕事のない事です世の中で一番みにくい事は 他人の生活をうらやむ事です世の中で一番尊い事は 人の為に…

議論などしません

たまに議論を挑まれるが。議論のための議論には何の興味も価値も感じていない。 若いうちは山ほどしたが今はもう議論は一切しない。 会議など何かを決めるべき目的設定された話の場は別だが・・・議論のための議論はしない。 意味を感じない。せいぜい、くや…

善悪不二ということ

偶々、先日性善説、性悪説の話になった。 よく言われる。仏教はどっちなのかとか聞く人もいる。 私としては答えはない。 あえて答えていうならどちらでもない。 仏教とは別な概念だと思う。 仏性というのがあって性善説という人もいるが、仏性は人間だけにあ…

「さあ それは知りませんが・・・」が大事

情報屋みたいな人っていますね。 こういう人って自分の情報が命。 人様のいろんな情報嗅ぎまわって口にする。 それが自分の価値になっている。 「要は私ってなんでも知っているでしょう」と言いたいだけのクズみたいなものだ。 こういう本人は極めて自己価値…

承認欲求は誰にでもあるけど・・・・

承認欲求は誰にでもあるけど・・・・。 もともと古への求道者は釈尊から始まってそんな欲はほとんどないものだろう。 別に世間に認められたくて求道の道に励んだわけじゃあるまい。 道とはそういうものではないだろう。 宗教で天下とりたいという野望に満ち…

霊的防衛論 習合無意識をまとう者たち

昔ならさしずめ織田信長、ヒットラー、今の世界規模ならプーチン氏といったところか。 皆殺しを行う人たち。 こういう暴虐な人間は殺されたものの怨念や遺族の恨みはすさまじいだろうが、あにはからんや容易には倒れない。 織田信長なんか。周辺の敵対大名は…

亡くなったワンコに家を守ってもらう法 霊的番犬

最近は番犬というのをあまり聞きませんね。 怪しい人が来れば啼くのが犬です。 こころ強いですが でもし最近ではそう言うのもうるさいと文句いう人もいます。 どうかと思うけどね。 みなれぬものを見て吠えるのは普通です。そこまでダメと言っては犬の主権は…

観音様は知っています

一連の大法輪閣の本の初めは「あなたを幸せに導く観音様」 其の中で「観音さまは知っています」というスタイルの祈り方を紹介させていただきました。 色々な本を書かせていただきましが原点はここです。 この祈りは次の段階でダイレクトに「観音様どうしたら…

健康があるじゃないか!

営業がうまくいかない。 好きな人に振られてしまった。 クルマぶつけてしまった。 仕事で失敗してしまった。 クビになっちゃった。 世間様に迷惑をかけてしまった。 ・・・・ 数々嫌なことがあってもう死にたいくらいかも、 でも、そういうあなたは健康はい…

とことん行き詰まったら光が差す時は近い。

人生にとことん行き詰まったら光が差す時は近い。 死んだりしてはダメだ。 夜明け前が一番暗いのだ。 黒住教祖。宗忠大人は肺結核であったが、ある日決然として外に出て太陽を拝み、全快した。 これは宗教体験でマネをしても同じことが起こるとは言えないが…

一言主

雄略天皇は葛城の山中で「吾は、悪しき事も一言、善き事も一言、言ひ離つ神、葛城之一言主大神」という神に出会った。 神は天皇と全く同じいでたちと行列で現れたという。 人はただ一言ですべてを失うこともあれば、道が決然開かれることもある。 天皇とまっ…

神仏の世界は約束事

konjichouin.hatenablog.com この無料祈願の記事を読んで、「祈祷ってお金払わなくてもきくんでしょうか?」という人。 要は「約束事」なんですね。 このお札は龍旦師が報恩謝徳のために祈ったお札。 普通は志納料をおさめて頂戴するという「約束事」の上で…

祈願と供養は車の両輪のごとし

祈願にばかり興味を持って一向に先祖供養など顧みない人もあれば、逆に四六時中、供養だの、先祖の因縁のと言って滅罪一辺倒の人もいる。 どちらもおかしい。 特に祈願の結果を得たいものは必ず先祖や親族の供養を厚く考えねばならない。 善きものは先祖を通…

終いにはロバを担ぐ

人の噂が気になって・・・という相談。「噂になるようなことなにかしているのか?」といえばしていないけど・・・という。 何かと群れて人の噂をする奴もくだならないと思うけど、そんなもの、いちいち気にしているのはもっとくだらない。 自分に恥じねばそ…

いつまでもピヨピヨいっていては

恋愛相談の話。 恋愛がうまくいかない理由は色々ある、千差万別だけど。そういう人の中にままみるのが、実は誰かに面倒見てもらいためだけの勘ちがいの人がある。 何も文句も言わず俺の面倒を何でも見てくる人 わたしのいうことを何でもきいてくれる人。 そ…

楽に生きる2 無理に好かれようと作るな

楽に生きる知恵の今一つには無理に人に好かれようと自分をつくらぬこと。 化けの皮はどうせはがれるし、そんなものかぶったままじゃ息つまる: ありのままでいいでしょう。 何が好きでもどう言う場所が好きでも勝手ですから。 何を着ようと食べようと自由で…

修行と方位

昨日の弟子の質問。 「修行に行く方位が凶方なので気になる。」 私は年盤五黄殺の方位で大福生寺の徒弟になった。 修行は大概凶方位だった。 五黄殺は自己壊滅方位。 意識していままでの自分を滅ぼし、生まれ変わるのにはやりようでは使える。 その代わり相…

楽に生きる

心おだやかに楽に生きる。 そのためにしていることのひとつ。 一切人に期待しないこと。 予想外のことになっても大したショックはない。 怒り、人を罵ることもいらない。 ああ、この人ってそういう人だったんだなと思うだけだ。 もし、親切にされれば思って…

良き霊能者とは

良い霊能者とは体験から言えば 良い霊能者とは年齢にもよるが相応に健康なこと。 常識があって社会に適応していること。 原則、たのまれもしないのに霊能診断などしないこと。 やたらに自分の霊能を誇らぬこと。 なかには、非常に霊感が鋭いので社会に接する…

幸せな霊能力者の共通点

霊能者の人生はむずかしいものとこの前かきましたが・・・ でも幸せな霊能者というのもいないわけではない。 どういう人かというと 自分で霊能者などと言わない人。 霊能を表看板にしない人である。 表向きは神官、僧侶、運命家など様々なスタイルで人の相談…