子供さんがいつまでも寝坊してとか、勉強頑張らなくてとかいうこぼす親は多いが、それは甘えと言えば甘えだが、甘えは程度問題で実は人生に必要不可欠な要素だ。
裏を返せば親元だからこそである。
漫画の「巨人の星」の星一徹みたいなタイプの親はだめだろう。
星飛雄馬ならではで普通は通用しない。心がつぶれてしまう。
もしも、ああいうスパルタ式の育て方をして、屹立する巌のような心でわき目もふらずに精進して、さいわいに一流人に馴れたにしても人としても、よほどの人物でない以上は失うものは多々あるのだと思う。
その「よほどの人物と」は他の人からも多分に薫陶や学びを受けていてこそ出来上がる。
こういう親と一対一だけでは、事故の状況を客観視できないのでそういう真に優れた人間はできてこない。
星飛雄馬もさまざまな善友や姉にも恵まれていた。
獅子は千尋の谷に我が子を突き落とすなどと言うが、実際のライオンはそんなことしない。
草原で親子で群れ、じゃれてのんびりしている。
その方が群れで生きる生き物にとって養うところが大きいからだ。
人でもライオンでも子供の心の安定は親が可愛がることによるものだ。
百獣の王でも人間でも人生どこかで甘える場所は大事だと思う。