金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

私の法華経

法華経あれこれ

性格改善の御祈祷

性格改善の御祈祷できますか? 家族の困った性格のことで時々ご相談受けます。 もともと問題なかったのが変になったとかなら御祈願してよくなるかも。 例えばなんか取りついたようになったとかなら。 でももともと問題ある人は拝んでもよくなりません。 だっ…

余経の一偈をもうけざる者に授けよ

法華経の中に「余経の一偈すら受けぬもの」にこの経をさずけるべしとあります。 つまり余計な知識のないまっさらな者にこそ大事な教えは授けるべきだと言う意味。 これをもって日蓮さんは余経つまり法華経以外のお経は読まないでいいと言われたわけです。 私…

如来の余の深法のなかにおいて示教利喜すべし

法華経の信仰はとかく法華経でなくては駄目だという人が多いけど法華経そのものの中に「もし衆生あって信受せざらん者には、まさに如来の余の深法の中に於て示教利喜すべし」(嘱累品) とあります。 法華経は難解難入であって誰もが理解できる容易に教えで…

宇宙の慈悲を信じる 譬喩品から

『この三界(欲界・色界・無色界の三つ、存在世全部)は皆是我が有なり。 その中の衆生は皆ことごとく我が子なり』 法華経の譬喩品第三(法華経の第三章の意味)に出てくるお釈迦様の言葉です。 簡単に言うと「存在するすべて世界はすなわち我がうちにあり、そこ…

人生の目的と十如是の話

「人生の目的って何なのでしょうね」と聞かれた。 わからないけど・・・ まず存在すること。 そして自分の存在を肯定できる生き方をすることかな。 なぜそう思うか。鳥や動物は皆そうしているから。 自己否定する動物はいない。 でも人間は自己肯定のために…

陀羅尼品と新型肺炎

法華経の陀羅尼品 日蓮宗さんでは咒の部分だけつなげて特殊な読み方しますね。 天台方では普通に読む。 この中に鬼子母神十羅刹女が出てて来るのは有名。 いろいろな怨敵や魔類をおいはらってくれるという。よく見ると熱病を癒す本誓がある。 新型肺炎で法華…

法身仏のおはなし 如来寿量品

如来寿量品 法華経後半のもっとも重要なところです。 前半の方便品は「諸法実相」を説く応身釈迦の説。つまり肉体のお釈迦様とされています。 後半のこの「寿量品」は宇宙をカラダとする法身の御説法ということになっていています。 まあ、法身と言ったって…

「照千一隅」

伝教大師の言葉「照千一隅」 でもこの言葉、千なのか干なのか微妙だという。 干なら一隅にかかわりて照らす 千なら一隅より千を照らすになる。 師匠は「これは後者だ。隅っこを照らすというような伝教大師の理想は小さな親切運動みたいなものではない。」と…

安楽行品 親しくしないのは「差別」じゃない

法華経の安楽行品。 読んでみるとあんまり安楽じゃないね。 特に人間関係はえらく厳しい! 女性に説法するときに歯を見せてはいけないとまで書いてある。 要するに一緒になってキャッキャッと騒ぐのは駄目ということでしょう。 珍しいのは五種不男。 去勢し…

あなたの多宝塔を見よ

法華経の見宝塔品には法華経が説かれるところには地面から大きな多宝塔が湧出するという。 いわば法華経のシンボルタワー。 これって罰当たりだけど漫画の黄金バットのナゾ―タワーを思い出す。(笑) 「ロォーンブロゾ~!」 まあ、若い人はしらないよね。レト…

誰かがお経を聞いている。

法華経の中には読誦修行者のために如来が竜神、阿修羅、夜叉のような鬼神たちを派遣したり、化人を送ったりして読経を聴聞せしめるという。 「お経読んでたら行ってやってくれよ」ということですね。 だから目には見えなくてもだれかしら必ず読経は聞いてい…

化城喩品

八大竜王様の法楽に法華経を毎朝日に一巻ずつ読んで今日は第三巻 化城喩品までおわった。 リーダーの大菩薩が旅団をひきいて途中に神通力で城を作り、皆を憩わせて再出発。 本当の目的地へいざなう話。だから化城つまり幻の城の喩のお経です。 これって声聞…

上座部仏教の本も良いのですが・・・

時々うちあたりでも上座部仏教の方の書かれた本を読んで感激したなんて言う人もいます。 仏教は同じだからいいでしょう?なんて言うことも言う人もいる。 残念乍らうちは違います。それは上座部の本にもとるべき長所はいろいろある。 ですから本を読むことは…

薬草喩品 宇宙に呼び掛ける

昨日の天狐様の言葉で少し分かってきたのは「浄菩提心」ということ。 真言密教では如意宝珠に例える。 普通「悟りを求めること」と訳されるけど、この言葉は上座部にはないそうなので同時に「下化衆生」も含まれるといいます。 宇宙にその慈悲を信じる者があ…

私の法華経 その1

法華経は天台宗では最も大事にされるもの。 それは山門に限らず寺門宗であっても同じです。融通念仏宗も元は天台宗なので行法は念仏ですが所依は法華経です。 法華経の話といっても、私は学者ではないので歴史上の正確なことや細かいことは知りません。イン…