金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

授戒について

 
信徒講は当院に信を運ぶ在家の皆さまの集まりです。
 
次に信徒講は授戒を受けた信徒さんよりなる講です。
講員になるには当院を訪れ授戒を受ける必要があります。
授戒にはいろいろありますが当院では在家の五戒並びに三昧耶戒真言をお授けします。五戒は僧俗一貫の戒で仏道を学ぶ者は必ず受けるべき戒です。
 
不殺生戒 (殺さない。生命あるものを慈みむやみに傷つけない。)
不偸盗戒 (盗まない。自分の分限でないものをほしいままにしない。)
不邪淫戒 (人倫にもとる不実な肉体関係を持たない。)
不妄語   (不誠実なことをいわない)
不邪見   (仏教の因果論を無視した考えを取らない。)
大乗戒は一度受けたらそれをは捨離しようが破戒しようが輪廻の果てに必ずその人を成仏に導く有難い戒体の力があるとされています。
 
三昧耶戒真言(真言を唱えれば菩薩の戒をその身に成就します
 
授戒礼録  30000円( 半袈裟、数珠の授与があります。)
経本授与   5000円
   志納料として都合35000円も申し受けます。なお認め判で結構ですので
   印鑑をご持参ください。
 
授戒を受けた人が信徒講員となります。7月、12月に大祭、感謝祭がございますので各6000円お付き合いいただくことになります。なお、年度更新時に年講費として10000円を申し受けます。ご夫婦で講員ですと15000円になります。二十歳未満のお子様は講費に関しては無用です。