見ていると行に人によって段階がある。
護身法までの人。
独部法までの人。
得度する人。
四度する人。
基礎科でおしまいの人。
まあ、人の機根は様々だ。
人には宿命がある。そこまででいい。
無理な頑張りはいらない。
この方はそこまでということだと理解している。
昔は罵り、時に扇子で打ってでも行をさせたが・・・それは過去のこと。
お陰で古参の弟子は皆一人前に教会長や住職にはなっているのでそれはそれでよしとしている。
そこに反省や後悔は何一つないが・・・
昔の指導を知っている弟子からはずいぶん丸くなったと言われる。
だが、やらないものやらない。無理はしない、させない。
それが至らざるながらも今まで人の行を指導してきた私のいつわらざるところだ。