得度希望者さんがぽつぽつあるのですが
拙寺では三段階あります。
1、得度だけする
身寄りがないので生前葬儀に準じるのつもりで得度だけしたいというような人もいますが講員限定です。原則これは今はしていない。
一般講員の段階で三千階の礼拝行 護身法 准胝独部法 准胝三七法 自我偈の暗唱を終えていないと得度はできません。
2、準教師として自行の修行をする
本山の霊山修行や講習会を基本とします。希望者には理趣分転読などを指導します。
このレベルはあくまで中心は自分の修行です。
3、教師になる。
2までの修行を終えていないといけない。
本宗は教師にならないと祈祷は許可されていません。
ここで密教の基礎までしてもらいます。
顕教は理趣分1000座を目指します。
終了の後 本山にて授戒します。
目下、女性は顕教コースのみ。祈祷やりたい場合も理趣分中心
また密教コースと顕教コースは理趣分者央が大きく違います。
どれも講員のみ。頼めば必ずそれに応じるということもありません。
人物選考のうえはじめて許可するものです。
だからお断りもあります。
以下の方は御断りしております
1 礼儀 常識のない方 口を慎まぬ方
※ 人としての常識のない方は得度以前です。そのまま出発はできません。
2 身心に不調を抱える人、病気療養中の人、精神病の方
※ 修行すれば病が治る等などと言うのは請け負えない話です。治病を目的にはでき
ません。考え違いです。
3 生活に困窮している方
※ まず経済生活を整えましょう。修行もタダではできません。
4 他所で出入り禁止・破門や追放になった人
※ いうべき言葉もないですね。
5 他所の門下にあり、かけもちの方
※ 自分の師匠に失礼でしょう。
6 配偶者から修行を反対されている方
※ 離婚までしてやりたいというなら別ですが・・・
家庭人として責任があるから感心しません。
7 自らの祈願の成就を求めて得度したい方
※ 祈願は祈願、修行は修行です
8 その他 当方で不適当と思われる事由のある方
9 講員でない方