金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

大黒天の心

ある経営者様のために大黒天を今朝拝んでいたら、霊狐さんが

「大黒天をよく見よ。重い荷を負うてもニコニコとしておる。

身代を持つもの(経営者)はかようでなくてはならぬ。

袋には最初から宝が入っているとばかり思うな。

もろもろの難問や思案すべきものが沢山はいっておる。

責任が入っておる。客への責任。手代(従業員)への責任、自分の家族、手代の家族への責任、世の中への責任。それが背負えぬものは身代持ちかねるぞ。

これが宝のもとだぞ。

その心なくしてやれ商売が繁盛せぬ。身代持ちかねるというのは当たり前のことだ。

小槌は艱難打ち砕く槌だ。

そういう煩瑣で細かいことをこなしながら、人様にはニコニコしていくのが大商いのできる者だぞ。世の中を活かす商いだ。客も生かせば、手代も生かす、世の中も生かす・

それがそのまま大黒天のお姿だ。

もし人あって大商いせんと思わば大黒天の姿に学ぶがよい。」

というお声を頂きました。

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