ある経営者様のために大黒天を今朝拝んでいたら、霊狐さんが
「大黒天をよく見よ。重い荷を負うてもニコニコとしておる。
身代を持つもの(経営者)はかようでなくてはならぬ。
袋には最初から宝が入っているとばかり思うな。
もろもろの難問や思案すべきものが沢山はいっておる。
責任が入っておる。客への責任。手代(従業員)への責任、自分の家族、手代の家族への責任、世の中への責任。それが背負えぬものは身代持ちかねるぞ。
これが宝のもとだぞ。
その心なくしてやれ商売が繁盛せぬ。身代持ちかねるというのは当たり前のことだ。
小槌は艱難打ち砕く槌だ。
そういう煩瑣で細かいことをこなしながら、人様にはニコニコしていくのが大商いのできる者だぞ。世の中を活かす商いだ。客も生かせば、手代も生かす、世の中も生かす・
それがそのまま大黒天のお姿だ。
もし人あって大商いせんと思わば大黒天の姿に学ぶがよい。」
というお声を頂きました。