「 キノコ雲がシンボルマークとしていたるところに掲げられ、「原爆は戦争の早期終結を促した」と核兵器を誇りとする町がある。
アメリカ・ワシントン州南部の閑静な郊外にある町、リッチランド。
この町は第二次世界大戦時、秘密裏に進められたマンハッタン計画の核燃料生産拠点となった「ハンフォード・サイト」で働く人々とその家族が生活するためのベットタウンとして作られた。
日本とは無縁ではなく、1945年8月9日、長崎に落とされた「ファットマン」のプルトニウムはハンフォード・サイトで精製されたものだった。
そのような歴史があり、先で触れたように“キノコ雲”のマークが町のいたるところに掲げられ、地元高校のフットボールのチーム名は「リッチランド・ボマーズ」、そして「原爆は戦争の早期終結を促した」と口にする人は少なくない。ただ、その一方で多くの人々を殺戮した事実を前に認識を新たにした人たちもいる。」
残念だが、すくなくとも世界中が日本と同じ核兵器に対する感覚ではないことはしっておくべきだろう。
ロシアにウクライナが負ければ核武装の肯定は世界で加速するだろう。
アメリカはウクライナの核武装をやめさせるために「守ってやるから持つのはやめろ」と説得した経緯がある。
アメリカがウクライナ支援をやめればウクライナは破れて世界の「核必要論」はふたたび勃興するだろう。