羽田談
オシラサマは「遠野物語」では飼い馬に恋する娘が、娘の父親は怒って馬を打ち殺し、皮だけにした。
ところが馬の皮は娘をまいて天に登って去ったという。
このはなしは滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の出だし、名犬八房と伏姫の結婚話にすこし似ていると感じた。
馬琴はどこかでオシラサマの話を知っていたのかもしれない。
津軽地方では聖天尊が祀られる寺は少ない。
オシラサマがその位置を占めているからだとも聞く。
羽田談
オシラサマは「遠野物語」では飼い馬に恋する娘が、娘の父親は怒って馬を打ち殺し、皮だけにした。
ところが馬の皮は娘をまいて天に登って去ったという。
このはなしは滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の出だし、名犬八房と伏姫の結婚話にすこし似ていると感じた。
馬琴はどこかでオシラサマの話を知っていたのかもしれない。
津軽地方では聖天尊が祀られる寺は少ない。
オシラサマがその位置を占めているからだとも聞く。