金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

宗教法人は得か?

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普通の個人営業と同じだと堂塔伽藍の修復がなかなかお金がキープできないからできません。

うちみたいな猫の額みたいなとこは別ですが規模が大きければ法人でないと色々設備が維持できない。

 

そういうこと以外はまじめにやれば個人と同じだし、むしろ会議だ。書類だなんだ。

面倒くさいことが目白押しです。

この間もある法人様で信徒総代ともあろう人が訳の分かららないことをいいだして騒動になっている。

地元の名士だそうで自分の意のままにならないと追い出したいのだろう。鼻持ちならない。

残念ですが地方の寺にはそういう腹黒い人がしばしばつきものだ。

うかうか、よく調べないで宗教法人を預かったりすればそういうことになるかも。

これからは地方の寺は住職に圧力をくわえて非協力的だと聞けば、行きてがなくどんどん潰れるかもしれません。

まあそれも仕方ないね。

単独尊かどうか 毘沙門天古像の見分け方

古い毘沙門天像を入手された方からの質問。

このお像が四天王の一人として拝まれてきたのか、単独尊だったのか霊視して欲しいという。

 

霊視なんかできませんよ。霊能者じゃないので。

 

それでもだいたい仏教美術的に見分けることはできます。

宝塔を持っているのが普通ですが右手に持っていれば、おそらく四天王の一人です。

その右側には釈尊がおわします。あるいはほかの仏、菩薩が・・・

なので本尊の側に武器はもってこないで宝塔をささげるのが定型です。

 

宝塔が左手なら単独尊か主尊です。かたほうの右手には棒や戟を取りますが、武器だから普通は右に持つのが当たり前です。

左右に吉祥天、善尼厠童子が来る場合もおおむね同じです。

 

最後に槍をもって腰に手を当てていて宝塔のないお像があります。

これは左手を当てている毘沙門天の五体そのものが五輪で宝塔を意味します。

本尊さんが宝塔と意味を兼ねているわけですね。

 

判別は大体そんな感じです。

 

下のイラストは単独タイプですね。

 

ハリス氏は倒しやすい?そう簡単でないと思う。

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そう簡単には行かないと思いますね。

私は外国人ですがバイデン氏よりはトランプ氏を支持していた。

理由は簡単でバイデン氏では明らかに米国は立ち行かないからだ。

それは日本も困る。

 

ここにきて狙撃事件以来の「スーパーヒーロー」になったトランプ旋風はすごい勢いらしい。

だが逆にそういうファナティズムに危機感持つ人もでてくるでしょう。

 

先ほどアメリカの現地の人とも電話で話したけど、熱狂的なトランプブームはなんか怖くなってきたという感じがあるというお話でした。

 

比べてはトランプ氏に失礼だがあえていうならヒトラー総統もそうだった。

民衆の熱狂は人をしてしばしば怪物にしてしまう。

 

ヒトラーも当初、希望した画家になっていれば大量虐殺の怪物にはならないですんだだろう。彼の不幸でもある。

どんな独裁者や暴君よりも民衆の作り出した怪物の方が残虐になるものだ。

それが民の総意だと思うからだ。容赦ない。惧れを知らない。

 

当初のトランプ支持者のなかにも「こうなってはだれであれ、むしろトランプ氏でない方が安心かも・・・」という人も出るだろう。

そう言う人はハリス氏を推すだろうから。

なので、そう甘くないと思いますよ。

トランプ氏が勝っても僅差が望ましいと思う。

 

「化け猫あんずちゃん」にみる良きオッサン論

一日たって振りかえってみると「化け猫あんずちゃん」には二人の中年男性が出てくる。

かりんちゃんの父「哲也」

働かないで借金まみれのグータラおやじ、小学生5年の娘から千円借りるのにも躊躇ない。

かたや祖父の寺に住むあんずちゃんは化け猫設定だが37歳のオヤジ猫。

あんずちゃんも寒いオヤジギャグを臆面なく飛ばし、おならも平気で連発、立小便もそこらでして和尚に注意される。

かりんちゃんには年上らしく猫ながら上から目線でものももうす。

両方とも、かりんちゃんのような思春期の女子が拒否する中年男性の無神経さむき出しだが、それでいてふたりは非常に対照的でもある。

 

あんずちゃんは妖怪とはいえなんだかんだ言って社会に溶け込み、「もみ療治」をしては喜ばれ、効率よく放流したアユを襲う川鵜を追い払っては地域でたよりにされて生きているのだ。大人はもとより地域の子供や人間ならぬ妖怪たちとの付き合いもまめだ。

あんずちゃんは言ってみればむかしはよくあった「町の良きおっさん」なのだ。

 

かたや父・哲也はそうじゃない。女房も子供もあるが社会的にちぐはぐだ。

本質はガキだ。自分のいことしか頭にない。そこがあんずちゃんとは全く違う。

娘は捨てられたとしか思っていない。寺では理由も言わずに金を無心して実父に出て行けとまで言われる。



あんずちゃんの言動には深い大人の考えや洞察も見える。

先を見通した考えもある。

それは子供にはまだないものだ。

だから必要なものでもある。それは「良きおっさん」のものなのだ。

 

あんずちゃんにはある意味、中年オヤジの「復権」が見える。

たったひと夏をともに過ごした化け猫あんずちゃん彼は本来父親が持っているべきものがあった。

 

 

暑いですね~

暑いですね~!

今年は大勢亡くなると思う。熱中症で。

多分いままで記録のない温度が出ることでしょう。

このまま温暖化がすすむと昆虫の多くが滅んでしまい、食糧危機が来るかもしれませんね。

なぜそうなるのかですか?

昆虫が食糧のない時期に成虫になって出てきて餓死するのです。

卵を産むまでに成長しませんから地域的に言うなら絶滅の可能性は高い。

夜、街燈に富んでいる虫なんか全然いません。この田舎ですら。

昆虫が滅んだら虫媒花はもう育たたなくなる。ほとんどの野菜がなくなる。

花もなくなる。

虫がいなくなって喜んでいるのは正直愚かなことだと思う。

花を愛するなら昆虫もまた愛でねばならない。

 

昆虫、生態系の底辺ですがだからこそとても大事な存在です。

灯火に虫が集まってるのを見ると安心します。

灯りに集まる虫イラスト - No: 23824617|無料イラスト・フリー ...

怪異「くも男爵」?

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ウルトラℚの「クモ男爵」を思い起こしますね。

ウルトラQ 「クモ男爵」~大ぐも タランチュラ (youtube.com)

ここまでヘビーじゃないけど日本にもいます。

彼らはゴキブリ嫌いな人に超力な味方です。主食がそれなので。

ネズミの子どもすら捕えます。

爬虫類店で売っているところもあるそうです。

見た目はこうですが実害はほとんどない。

うちにもいますが猫がとるので数は少ない。

こういう隣人は私は気にならない。

ただこの大きさだと小鳥くらいは獲るでしょうね。