国境警備隊は声明で「長さ約3キロにわたってフェンスを試験的に設置する工事がイマトラ地区の国境検問所の両側で始まった」と述べた。まず森林伐採から始め、道路の建設やフェンスの設置が3月中に始まり、その後監視システムを導入する。試験設置の工事は6月末までに完了する見込みだ。 昨年末に始まった計画では、フィンランド東部の国境1300キロのうち130~260キロにわたってフェンスを設置する。 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、多くの欧州諸国は昨年、ロシア航空機の領空進入を禁じるなどの措置を取った。そうした中、ロシア人にとってフィンランドとの国境は数少ない越境場所の一つだった。
これは万里の長城を思い起こさせる。
人間のやることはいつの時代も変わらないのかもしれない。